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J-GLOBAL ID:201202231473186704   整理番号:12A1731566

組織工学への応用に向けたレシリン基盤材質の特性解析

Characterization of Resilin-Based Materials for Tissue Engineering Applications
著者 (4件):
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巻: 13  号: 11  ページ: 3678-3685  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: W1325A  ISSN: 1525-7797  CODEN: BOMAF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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モジュラー蛋白質は,力学的および生化学的特性がアミノ酸配列によって厳密に制御されていることから,組織工学において強力な生物材質となり得る。レシリンは昆虫のクチクラ中に存在し,堅固さが小さく,高疲労寿命かつ高弾力性であることから,魅力的なモジュラー蛋白質として注目されている。しかし,レシリンの圧縮特性,臨床応用細胞との細胞適合性,および細胞伸展に及ぼす効果に関しては未だ明らかではない。本研究ではハマダラカ(Anopheles gambiae)のレシリン基盤ドメイン反復配列およびフィブロネクチン細胞結合ドメインを含むモジュラー蛋白質をデザインした。この蛋白質は,トリス(ヒドロキシメチル)ホスフィンと容易に架橋する。得られたヒドロゲルは22±1kPaの力学係数および63%の降伏歪みを示す。圧縮弾性係数は2.4±0.2MPaで,これはヒト軟骨と同一オーダーであった。レシリン基盤蛋白質上で培養したヒト間充織幹細胞は,3日後において95%の生存率であった。細胞伸展アッセイ実験からは,細胞がフィブロネクチンドメインと配列特異的様式で相互作用することが示された。以上の結果から,本研究で構築したレシリン基盤生物材質が,軟骨組織工学に向けた生物材料として有望であることが示された。
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分類 (1件):
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蛋白質・ペプチド一般 
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