抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ビオトープとは本来その地域に住む野生生物が生息できる空間を意味するが,人の手によって復元や創出された自然環境を示す言葉にもなっている。現在水辺や森林を中心としたビオトープはあるが,草原を中心としたものは少ない。明星大学では2007年より地域の草原環境保全のため,大学構内に草原ビオトープを維持している。草原ビオトープ全体の生物多様性を増加させることを目的とし,生息している動植物の把握と管理をおこなっている。現在土壌の養分状態が貧弱なので,刈草回収・非回収の2つの調査区を設定して植生調査を行っている。この植生調査は管理法変更後1年目のものでであるため,まだ効果の判定はできない。今後数年はこうした管理を継続して植物相の推移を調査してゆく予定である。