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J-GLOBAL ID:201202231493156631   整理番号:12A0551348

レスベラトロールは脂肪トリグリセリドリパーゼにより脂質分解を制御する

Resveratrol regulates lipolysis via adipose triglyceride lipase
著者 (7件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 379-384  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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レスベラトロールは3T3-L1脂肪細胞においてアドレナリンによる脂肪分解を増加させることが報告されている。本研究の全体的目的はトランス-レスベラトロールの脂質移動への影響を検討することであった。トランス-レスベラトロールによる脂質分解活性化において2つの主なリパーゼ;脂肪トリグリセリドリパーゼ(ATGL)とホルモン感受性リパーゼ(HSL)の関与について特に研究を行った。脂質分解実験には3T3-L1及びヒトSGBS脂肪細胞,また野生型,ATGLノックアウト,HSLノックアウトマウスを使用した。さらにこれらの酵素の遺伝子及び蛋白質発現を分析した。レスベラトロールは3T3-L1の定常及びイソプロテレノール刺激条件で,またSGBS脂肪細胞のイソプロテレノール刺激条件で,グリセロール放出ではなく遊離脂肪酸放出を誘導した。HSLが化合物76-0079により阻害されている時もレスベラトロールによる遊離脂肪酸放出は継続した。対照的に化合物C(アデノシンモノリン酸活性化蛋白質キナーゼの阻害剤)の存在下ではレスベラトロールの効果は全体的に弱くなった。レスベラトロールは,遺伝子及び蛋白質発現を増加させたが,HSLに対する効果は見られなかった。レスベラトロールは野生型及びHSLノックアウトマウスの精巣脂肪組織の脂肪酸放出を増加させたが,ATGLノックアウトマウスの脂肪組織では増加は起こらなかった。これらの結果から,レスベラトロールは主にATGLの転写及び転写後レベルに作用することによりヒト,マウスの脂肪細胞と白色脂肪組織での脂質分解活性を制御することが分かった。酵素活性化はアデノシンモノリン酸活性化蛋白質キナーゼにより誘導されるようであった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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食品の化学・栄養価  ,  脂質の代謝と栄養  ,  遺伝子発現 
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