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J-GLOBAL ID：201202231509899257   整理番号：12A0084696

国立大学における共同研究件数の推移から見る産学連携の実状と課題

著者 (1件)： 北村寿宏 (島根大 産学連携セ)
資料名： 産学連携学  (産学連携学会誌)
巻： 8  号： 1  ページ： 39-46  発行年： 2011年11月29日 
JST資料番号： L6269A  ISSN： 1349-6913  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 国立大学の規模や大学の所在する地域により,産学共同件数の動向にどのような差異があるかを明確にした。また相手先を中小企業とする共同研究の動向を明らかにした。大規模な大学ほど共同研究の件数が多い傾向を示した。理系教員一人当たりの共同研究を比較すると理系単科大学の多くが高い値を示し共同研究が活発であった。中小企業との共同研究の件数を調査した結果,多くの大学で横ばいか減少傾向を示した。このことは,大学が地元の中小企業との産学共同研究がそれほど進んでいないことを示し,今後の改善のための取り組みの必要性を示唆した。

シソーラス用語： 大学 ,  *産学協同 ,  *中小企業 ,  *地域差 ,  研究開発
準シソーラス用語： 共同研究 ,  産学連携 ,  地域性

分類 (1件)： 研究開発  (AA03000V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 大学 ,  共同 ,  研究 ,  推移 ,  産学連携