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J-GLOBAL ID:201202231575960242   整理番号:12A1391618

茶中の液体クロマトグラフィー-質量分析による残留農薬分析のための平面固相抽出クリーンアップ

Planar solid phase extraction clean-up for pesticide residue analysis in tea by liquid chromatography-mass spectrometry
著者 (2件):
資料名:
巻: 1260  ページ: 42-53  発行年: 2012年10月19日 
JST資料番号: C0278B  ISSN: 0021-9673  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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液体クロマトグラフィー-質量分析(LS-MS)とガスクロマトグラフィー-質量分析(GC-MS)による食品中の多成分農薬残留分析でのマトリックス効果を避けるために,効率的なクリーンアップが必須である。果実と野菜中の残留農薬の分析における新たなクリーンアップ概念として高速処理平面固相抽出(HTpSPE)が最近紹介された(C.Oellig,W.Schwack,2011[45])。薄層クロマトグラフィー(TLC)を用いてマトリックス化合物から農薬を完全分離し,それらを狭いゾーンに絞り込んだ後,TLC-MSインターフェースによって標的ゾーンを抽出した。本研究では,挑戦的なマトリックスとして茶試料を選んだ。クロロフィルとポリフェノールの他に,高濃度のカフェインが共抽出され,強いマトリックス効果をLS-MSとGC-MSの両方にもたらす。緑茶と紅茶の初期抽出物に上述のHTpSPE法を適用してマトリックス効果と妨害成分をほぼ含まない無色抽出物を得た。代表的な農薬(アセタミプリド,ペンコナゾール,アゾキシストロビン,クロルピリホス,ピリミカルブ,フェナリモル,及びメパニピリム)のマトリックス合致標準品からLC-MS/MSによって得られた0.002-0.5mg/kgの範囲の検量線はほぼ同じでHTpSPEによるクリーンアップの有効性を実証した。0.01と0.1mg/kgの添加濃度での標準品の溶液からのLC-MS/MSによる平均回収率は72-114%であり,相対標準偏差(RSDs)は0.7-4.7%(n=4)である一方,1mg/kgで添加した茶試料へのLC-MS測定は,81-104%の回収率と1.2-4.9%(n=6)のRSDsを与えた。1つの試料のHTpSPEは数分で終了し,多数の試料が最小のコストで試料と溶媒の非常に少ない消費によって平行処理される。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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有機化合物の各種分析  ,  抽出  ,  食品の汚染 
物質索引 (8件):
物質索引
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