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J-GLOBAL ID:201202231589675087   整理番号:12A0724299

チリ,Puchuncavi渓谷の銅及びひ素汚染土壌中のミミズ(Eisenia fetida)の繁殖に及ぼす石灰とコンポストの影響

Effects of lime and compost on earthworm (Eisenia fetida) reproduction in copper and arsenic contaminated soils from the Puchuncavi Valley, Chile
著者 (3件):
資料名:
巻: 80  ページ: 386-392  発行年: 2012年06月01日 
JST資料番号: A0825B  ISSN: 0147-6513  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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チリ中央部のPuchuncavi渓谷は銅製錬所からの大気沈着の曝露を受けている。現在周辺領域の土壌は酸性でCu及びAsによって汚染されている。本研究の目的は毒性の生物指標としてミミズを用いることによりPuchuncavi渓谷の土壌中の微量元素のin situ固定化に対する石灰とコンポストの有効性を調べることである。石灰及びコンポスト処理は土壌pHを有意に上昇させ水溶性及びイオン交換可能なZn,イオン交換可能なCu及び遊離Cu<sup>2+</sup>活性を減少させた。しかしコンポスト処理は水溶性Cuと水溶性及びイオン交換可能なAsを増加させた。石灰処理は未処理の対照と比較してもミミズの繁殖に関して影響を及ぼさなかったがコンポストの投与は卵嚢及び幼生の生産を増加させた。野外区画での処理の内で土壌特性の空間的なばらつきがあった。それによりどの土壌特性が実際にミミズの繁殖に影響をもっているのかの特性が可能であった。卵嚢及び幼生の生産双方について土壌有機物質(SOM)が正の因子であった。すなわちSOM含有量がより多くなると卵嚢及び幼生の生産が増加した。毒性(負)因子は総土壌Asであった。しかし総Cuと総Asには高い相関があるので(R<sup>2</sup>=0.80,p<0.001),これらの傾向のいくらかはマスクされている可能性があった。まとめるとコンポスト処理はPuchuncavi渓谷の土壌質の向上に有効であり,それによりミミズの繁殖が増加する。土壌における微量元素の最大許容濃度に関する将来のチリの法律制定ではSOMが微量元素の溶解性やバイオアベイラビリティに影響を及ぼすことからSOMの含有量も勘案する必要がある。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物に対する影響  ,  重金属とその化合物一般 

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