文献

J-GLOBAL ID：201202231653499697   整理番号：12A0340046

ネットワーク欠陥を厳密に考慮したPDMSネットワークの架橋密度評価

Cross-Link Density Estimation of PDMS Networks with Precise Consideration of Networks Defects

著者 (4件)： CHASSE Walter (Martin-Luther-Univ. Halle-Wittenberg, Halle, DEU) ,  LANG Michael (Leibniz-Inst. fuer Polymerforschung Dresden, e.V., Dresden, DEU) ,  SOMMER Jens-Uwe (Leibniz-Inst. fuer Polymerforschung Dresden, e.V., Dresden, DEU) ,  SAALWAECHTER Kay (Martin-Luther-Univ. Halle-Wittenberg, Halle, DEU)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 45  号： 2  ページ： 899-912  発行年： 2012年01月24日 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ビニルメチルシロキサンとジメチルシロキサン濃度を変え,ダングリング鎖と欠陥濃度を変えた二種のランダム架橋ポリジメチルシロキサン(PDMS)を調製した。低磁場陽子二重量子化磁気共鳴(DQ NMR),平衡膨潤,Miller-Macosko(M-M)計算で分岐間分子量(M_c)とその分布を調べた。ドライ状態ではダングリング構造の速やかで等方的運動が分子鎖パッキングまたはトポロジ制約で妨害されてDQ NMRで求めたポリマネットワーク欠陥分率は低めであった。溶媒による膨潤でセグメント運動は加速され欠陥分率はドライネットワークより高くなり,M-M計算とよく一致した。,平衡膨潤から求めたM_c値はM-M計算値より大で,これはFlory-Rehnerモデルの不適切さに帰した。ドライ試料のDQ NMRで求めたM_cは30%低めで,M_cが大のときの分岐欠陥構造における遅いダイナミクスに帰した。

シソーラス用語： *ポリジメチルシロキサン ,  膨潤 ,  ダングリングボンド ,  NMR【磁気共鳴】 ,  *ネットワーク構造 ,  架橋度 ,  からみ合
準シソーラス用語： *ポリマネットワーク ,  架橋密度 ,  *理論式

分類 (3件)： 高分子固体の物理的性質  (CG02024U) ,  高分子溶液・融液のレオロジー  (BL01013Z) ,  無機重合体  (YH07140R)

タイトルに関連する用語 (4件)： 欠陥 ,  PDMS ,  架橋密度 ,  評価