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J-GLOBAL ID:201202231660206751   整理番号:12A0250239

骨形成の観察:オステオカルシンレポーターを用いた骨形成性分化の生涯モニタリング

Watching Osteogenesis: Life Monitoring of Osteogenic Differentiation Using an Osteocalcin Reporter
著者 (3件):
資料名:
巻: 113  号:ページ: 313-321  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: D0326B  ISSN: 0730-2312  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ヒトの骨髄由来の間葉幹細胞は種々の細胞タイプに分化することが可能で,適切な培地条件で培養することによって骨芽細胞系列に分化させることが可能である。骨形成性分化は骨特異的マーカータンパク質の発現パターンの変化を伴うことから,免疫組織化学染色や定量的RT-PCRにより解析可能であり,骨形成プロモーターによる蛍光タンパク質の発現により,一過性に形質導入されたヒト骨髄由来細胞における骨形成性分化のモニタリングが可能である。本研究では,初代培養したヒトの骨細胞の一過性形質導入のための,緑色蛍光タンパク質のオステオカルシン(OC)プロモーター駆動性発現と赤色蛍光タンパク質で標識したヒストンH2Bの構成的発現から成る新しいダブルレポーター遺伝子構築物を確立した。高感度緑色蛍光タンパク質(EGFP)の発現はOCプロモーター活性により調節されていたが,ヒストンH2B-RFPの発現は構成的に活性なサイトメガロウイルスプロモーターにより制御されていた。患者由来のHBCを一過性に導入した後,導入細胞はH2B-RFPの発現により蛍光顕微鏡で視覚的に同定された。これらの細胞の骨形成性分化は,EFGPのOCプロモーター依存的発現をモニタリングすることにより追跡できた。bALPとCol Iの免疫組織化学的染色と骨芽細胞マーカー遺伝子の定量的RT-PCRによりヌクレオフェクションされた骨前駆細胞の骨芽細胞系列への分化が示され,H2B-RFPの構成的発現によりヌクレオフェクションされたヒト骨髄細胞の蛍光活性化セルソーティングが可能となった。
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分類 (3件):
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骨格系  ,  生体の顕微鏡観察法  ,  発生と分化 
タイトルに関連する用語 (4件):
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