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J-GLOBAL ID:201202231678966613   整理番号:12A0752606

ウシ胎児の筋肉内脂肪組織は妊娠期間の後半1/3において褐色及び白色脂肪細胞の組織学的及び代謝的特徴を示す

Foetal bovine intermuscular adipose tissue exhibits histological and metabolic features of brown and white adipocytes during the last third of pregnancy
著者 (5件):
資料名:
巻:号:ページ: 641-649  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: W1725B  ISSN: 1751-7311  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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シャロレー(CH)種及びCH種よりも生後の脂肪蓄積が少ないBlond d’Aquitaine(BA)種の牛胎児から妊娠後180,210及び260日(dpc)に筋肉内脂肪組織を採取し,各種パラメータを調べた。品種とは無関係に脂肪細胞容積が胎児の年齢増加とともにわずかに(+38%)増加し,これは180~260dpcにおける脂肪細胞100万個当たりで表したde novo脂肪酸合成に関与する脂肪酸シンターゼ及びグルコース-6-リン酸デヒドロゲナーゼや脂肪酸のエステル化に関与するグリセロール-3-リン酸デヒドロゲナーゼの活性の減少ならびに脱共役蛋白質1,アジポネクチン及びレプチンのmRNA存在量の増加に付随して起こった。品種間で脂肪細胞容積に差はなく,これはmRNA存在量あるいは脂質代謝に関与する酵素の活性の主要な品種間差の欠如と一致した。リポ蛋白質リパーゼのmRNA存在量は年齢を通して維持されており,これはde novoで合成された脂肪酸の貯蔵よりもむしろ循環する脂肪酸の貯蔵を示唆するものであった。血漿中のレプチンはCH種でのみ胎児年齢とともに増加し,CH種ではBA種よりも2~3倍多かった。品種とは無関係にウシの筋肉内脂肪組織は,白色脂肪細胞と思われる単房脂肪細胞を圧倒的に多く含んでおり,260dpcで180dpcより多かった。これらのデータは,これまで報告されていたような出生前後2,3日における腎臓周辺脂肪組織の組織学的及び代謝的特徴に基づいた牛胎児脂肪組織の主として褐色脂肪細胞の性質についての現在の概念に挑戦するものである。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
牛  ,  発生と分化  ,  脂質の代謝と栄養 

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