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J-GLOBAL ID:201202231702242931   整理番号:12A0333648

エチレン処理牧草における3つの細胞壁分解関連遺伝子のライフサイクル分析

Life cycle expression analysis of three cell wall degradation-related genes in ethylene-treated grass
著者 (3件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 167-177  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: D0134C  ISSN: 0167-6903  CODEN: PGRED3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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エチレンは、プラントライフサイクルの複数の生育段階を制御するが、牧草の、老化、ストレス、および収穫後に関連する遺伝子のアップレギュレーションに対するエチレンの効果についてはよくわかっていない。定量的PCRにより、主に収穫後にアップレギュレートされる選ばれた細胞壁分解関連遺伝子の発現に、エチレン処理の影響があるかどうか測定した。細胞壁分解酵素と考えられる、β-D-グルカンエキソヒドロラーゼアイソザイム、α-グルコシダーゼ及びアラビノキシランアラビノフラノヒドロラーゼアイソザイムの発現レベルを、モデル牧草種のドクムギ(Lolium temulentum)のライフサイクル6段階で測定した。さらに、エチレン生合成の内因性アップレギュレーションが起きているかを確認するために、エチレン処理に応答したACCオキシダーゼとACCシンターゼの発現も測定した。牧草の生育段階は、エチレン処理への遺伝子発現応答に著しい影響を及ぼしたが、これは、個々のライフサイクル段階がエチレン処理に対して異なる応答をすることを示している。今回の実験条件下では、ACCオキシダーゼとACCシンターゼの発現はエチレン処理に応答してダウンレギュレーションしたが、これは外因性エチレンが自己阻害的に働いたことを示している。3つの細胞壁分解関連遺伝子に対応する転写物は、エチレン処理に応答して著しく増加したが、このことは、エチレンがリグノセルロースバイオマスの前処理に将来的に利用できる可能性を示している。我々の知る限りでは、本報告は、牧草におけるエチレン誘導遺伝子のライフサイクル解析に関する最初の報告である。Copyright 2011 Springer Science+Business Media B.V. (outside the USA) Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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飼料作物,草地  ,  遺伝子発現 
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