文献

J-GLOBAL ID：201202231774614655   整理番号：12A0947629

自動車の研究者が分析・指南!車両からの救助方法 第6回 前面衝突した大型トラックの室内拡張方法

著者 (1件)： すけ川佳弘 (日本自動車研)
資料名： 月刊消防  (消防)
巻： 34  号： 8  ページ： 22-25  発行年： 2012年07月01日 
JST資料番号： L5031A  ISSN： 0388-4988  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 前面衝突でトラックのキャビンが著しく変形した場合,乗員救助はまずドア開放作業を行い,乗員が室内で挟まっている場合室内拡張作業を行う。一般的方法は3方法が考えられそれぞれについて解説する。1)ラムシリンダを使いドア枠を拡張する方法はヨーロッパで推奨されている方法で,近年日本でもラムシリンダを装備する救助隊が増えている。プレカットを行った場合の効果,斜め拡張の方が水平拡張より低い荷重で拡張できるなどシミュレーションで検証する。2)ウィンチでキャビン前面を引き戻す方法で,これはキャビン全体が転落する可能性があるためヨーロッパでは推奨されていない。3)油圧スプレッダを用いる方法は,ラムシリンダが装備されていない場合,トラック乗員の足元を拡張するため用いられる。

シソーラス用語： 自動車 ,  *救助 ,  大型 ,  *トラック ,  *キャビン ,  *拡大 ,  機械要素 ,  ワイヤロープ ,  油圧ジャッキ ,  交通事故
準シソーラス用語： ラム【機械要素】

分類 (1件)： 自動車事故,交通安全  (TB01050G)

タイトルに関連する用語 (9件)： 自動車 ,  研究 ,  分析 ,  指南 ,  救助 ,  前面衝突 ,  大型トラック ,  室内 ,  拡張