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J-GLOBAL ID:201202231804887570   整理番号:12A0777231

アマドリが豊富にあるヒト血清アルブミンの構造と免疫学的キャラクタリゼーション:糖尿病における役割

Structural and immunological characterization of Amadori-rich human serum albumin: Role in diabetes mellitus
著者 (6件):
資料名:
巻: 522  号:ページ: 17-25  発行年: 2012年06月01日 
JST資料番号: B0023A  ISSN: 0003-9861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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糖尿病における蛋白質修飾は終末糖化産物(AGEs)と同様に初期糖化産物(EGPs)を惹起する。糖尿病の二次的な合併症におけるEGPsの役割にアクセスするような詳細な研究が行われてこなかったが,多くの研究者がAGEsの役割について実証してきた。初期の糖化には,アマドリ産物(初期の糖化分子種)の生成をひきおこす蛋白質のリジン残基のε-アミノ基へのグルコースの接着も含まれている。この研究で,著者らは持続性高血糖中に主な血液蛋白質の1つであるヒト血清アルブミン(HSA)が迅速に糖化すると思っているので,HSAのEGPsの構造と免疫学的キャラクタリゼーションについて報告する。グルコース媒介HSAのEGPsの生成を,NBTアッセイによりアマドリ産物として定量し,ボロン酸親和性クロマトグラフィーとLC/MSにより確証した。天然のHSAに比較して,糖化HSAにおける変化は,濃色性,蛍光強度の低下,及びFTIRプロファイルの新しいピークが特徴であった。天然HSAと糖化HSAの免疫原性をウサギで抗体産生を誘導することにより評価した。結果は,天然のHSAに比較して,より免疫原性を高める新しいエピトープが糖化HSAに生成されたことを示唆している。HSA-EGPsに対する確実な抗体によりHSAのEGPsの定量化は,糖尿病の二次的合併症の開始/進行の初期の検出マーカーとして利用することができる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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代謝異常・栄養性疾患の診断  ,  糖質代謝作用薬の基礎研究 
タイトルに関連する用語 (5件):
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