文献
J-GLOBAL ID:201202231862091174   整理番号:12A0239660

熱帯植物の付着生物における水銀メチル化と微生物叢:異なる阻害剤の影響

Mercury methylation and the microbial consortium in periphyton of tropical macrophytes: Effect of different inhibitors
著者 (3件):
資料名:
巻: 112  ページ: 86-91  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: D0574A  ISSN: 0013-9351  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
大型植物に関連した付着生物は熱帯環境中におけるHgの蓄積とメチル化のサイトとして知られている。付着生物中に硫酸塩還元細菌(SRB)が見いだされ,Hgのメチル化におけるその役割は認識されている。しかしながら,このプロセスへのその他の微生物の寄与は未知である。ボリビアアマゾンおよびブラジルの湖沼からの異なる植物種へのメチル水銀(MMHg)生成に及ぼす異なる微生物に対する阻害剤の影響を試験した。また,ブラジルの2つの湖沼における細菌の二次的活動に及ぼす阻害剤の影響も調べた。試料をその場で203Hgと培養し,Me203Hgを抽出して液体シンチレーションで測定した。大型植物上のMMHg生成は種によって異なり,0.2%~36%の範囲であった。特定の阻害剤による処理によって,ほとんどのサイトと阻害剤についてMMHg生成が減少した。最も成功した処理はSRBとメタン菌の共阻害であった。藻類と真菌活動の阻害は解析したサイト全てにおいてメチル化速度への影響は小さかった。細菌の二次的活動は藻類と真菌の阻害によってあまり影響されず,原生生物,SRB及びメタン菌阻害によって大きく影響された。得られたデータから,MMHg生成は付着生物における全ての微生物によって直接行われるのではなく,それらの間の複雑な相互作用に依存することが示唆された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
異種生物間相互作用  ,  植物生態学  ,  水銀とその化合物 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る