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J-GLOBAL ID：201202231883327330   整理番号：12A1637528

微量PCB廃棄物処理対策と簡易分析法 微量PCBの分析と今後の課題

著者 (1件)： 浜田典明 (三浦工業 三浦環境科研)
資料名： 月刊産業と環境  (産業と環境)
巻： 41  号： 10  ページ： 61-64  発行年： 2012年10月01日 
JST資料番号： S0991A  ISSN： 0285-5380  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 重電機器に使用されている絶縁油に非意図的に含まれる微量のPCBの簡易測定法を要約した。これには微量PCB濃度を簡易に確定するための「簡易定量法」,及びPCB濃度が基準値以下であることを迅速に判定するための「迅速判定法」がある。前者は精密分析法と同等の精度を有するものとして,真値と測定価の差が±20%以内,繰返し測定の変動係数が15%未満及び検出下限値が0.15mg/kg以下であるという基準を満たす必要がある。迅速判定法では,繰返し測定の変動係数が30%未満及び偽陰性率が1%未満であるという基準を満たす必要がある。検出限界は0.3mg/kgである。中央環境審議会発行のマニュアルには簡易測定法として10種類,迅速判定法として7種類の測定法が採用されており,機器分析と生化学分析に大別される。これらの分析法については内部精度管理として標準作業手順書(SOP)の作成と履行を確実にする必要がある。また,外部精度管理も分析精度の向上のために不可欠であり,クロスチェックがなされている。

シソーラス用語： 汚染物質 ,  *ポリ塩化ビフェニル ,  *絶縁油 ,  *迅速分析 ,  検出限界 ,  機器分析 ,  生化学的分析 ,  管理 ,  マニュアル ,  繰返し試験 ,  変動係数 ,  比率
準シソーラス用語： PCB ,  外部精度管理 ,  簡易測定法 ,  偽陰性率 ,  生化学分析 ,  定量 ,  内部精度管理 ,  微量汚染物質 ,  標準作業手順書

分類 (2件)： 計測機器一般  (AD02000X) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

タイトルに関連する用語 (6件)： PCB廃棄物 ,  対策 ,  簡易 ,  分析法 ,  PCB ,  分析