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J-GLOBAL ID:201202232075953203   整理番号:12A1311126

細胞外カルモジュリンがDictyostelium discoideumの増殖とcAMPが仲介する走化性を調節する

Extracellular calmodulin regulates growth and cAMP-mediated chemotaxis in Dictyostelium discoideum
著者 (4件):
資料名:
巻: 425  号:ページ: 750-754  発行年: 2012年09月07日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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細胞外カルモジュリン(CaM)の存在は,長く論争の的になってきた。CaMは各真核細胞システムで見られる普遍的なカルシウム結合タンパク質である。カルシウムフリーであるアポCaMとCa2+/CaMは,CaM結合タンパク質(CaMBP)に結合し,その活性を調節することによりそれらの効果を発揮する。CaMとCaMBPについてこれまでに行われた大多数の研究は,それらの細胞内の機能に焦点を当ててきた。細胞外CaMの存在は,多くの植物で良く確立されており,植物で細胞外CaMは増殖,細胞壁再生,遺伝子調節および発芽において機能する。CaMは,カエル,ラット,ウサギおよびヒトを含む幾つかの動物種の細胞外で検出されているが,その細胞外局在と機能はあまり確立されていない。対照的に,真核微生物における細胞外CaMの研究は行われていない。ここで筆者等は,CaMがDictyosteliumの無性発生を通じて構成的に発現し,分泌され,用量依存的に細胞外CaMの存在が細胞外増殖を阻害する一方,cAMPが仲介する走化性を増すことを示す。発生の間,細胞外CaMはスライム鞘内に局在し,そこで細胞外CaMは少なくとも一つのCaMBP,マトリクス細胞CaM結合タンパク質CyrAと共局在した。先行研究と併せ,本研究はDictyostelium discoideumにおける細胞外CaMの存在の直接的証拠を提供し,このモデルアメーバ生物におけるその機能に関する洞察を提供する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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