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J-GLOBAL ID：201202232093937924   整理番号：12A1048009

金表面間のDNAにおけるA-からB型転移

A- to B-Form Transition in DNA Between Gold Surfaces

著者 (3件)： LEE One-Sun (Northwestern Univ., Illinois, USA) ,  CHO Vince Y. (Northwestern Univ., Illinois, USA) ,  SCHATZ George C. (Northwestern Univ., Illinois, USA)
資料名： Journal of Physical Chemistry B  (Journal of Physical Chemistry B)
巻： 116  号： 23  ページ： 7000-7005  発行年： 2012年06月14日 
JST資料番号： W0921A  ISSN： 1520-6106  CODEN： JPCBFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： DNAがアルカンチオール表面修飾金ナノ粒子に結合してナノ粒子超格子結晶を形成するとき存在するDNAの構造特性,すなわち立体配座を特性化するため原子水準で分子動力学シミュレーションを行った。特に,塩基対あたり金表面間で2.6Åの増加が見いだされる環境のもとでA型DNA構造の安定性に注目して,自己組織化DNA結合金ナノ粒子をモデル化するため,実験に整合する小さな鎖間分離と高い添加塩でもって二個の金表面を結合するようにDNAの四本鎖を使用した。A型DNAはX線回折から参照した塩基対あたりの長さを有するので初期立体配座に対してA型DNAを仮定した。40ns間DNA構造を監視し,シミュレーションから滑りとz_p配位の分布を得た。二本鎖DNAがすべてシミュレーション間にA型からB型に変換することを見いだした。更に,二本鎖DNAを各表面に連結するため使用した一本鎖DNAがこの過程間に金表面上に吸着するようになることを見いだし,B型DNAを用いる金表面間の観測した距離を与えるように二本鎖DNAが二個の金表面と接合で屈曲(~143°)した。これより,金表面間のDNA短鎖がA型DNAの存在によらないことを推論した。

シソーラス用語： *DNA【核酸】 ,  *ナノ粒子 ,  金 ,  超格子 ,  *結晶化 ,  構造特性 ,  *立体配座 ,  塩基対 ,  曲げ ,  ヌクレオチド配列 ,  自己組織化 ,  相転移 ,  表面改質 ,  チオール ,  計算機シミュレーション ,  分子動力学 ,  X線回折
準シソーラス用語： A型DNA ,  B型DNA ,  DNA屈曲 ,  アルカンチオール ,  ナノ結晶化 ,  核酸立体配座 ,  金ナノ粒子 ,  屈曲DNA ,  構造変化 ,  構造変態 ,  四本鎖DNA ,  表面修飾 ,  分子動力学シミュレーション

分類 (1件)： 核酸一般  (EB04010U)

タイトルに関連する用語 (2件)： 金 ,  DNA