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J-GLOBAL ID:201202232181247741   整理番号:12A1116502

Caenorhabditis elegans coq-3突然変異体におけるde novo補酵素Q生合成の回復は外因性補酵素Q補給と比べて強い救出を生ずる

Restoring de novo coenzyme Q biosynthesis in Caenorhabditis elegans coq-3 mutants yields profound rescue compared to exogenous coenzyme Q supplementation
著者 (7件):
資料名:
巻: 506  号:ページ: 106-116  発行年: 2012年09月10日 
JST資料番号: E0701B  ISSN: 0378-1119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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補酵素Q(ユビキノンまたはQ)は,ミトコンドリア電子伝達系の必須脂質成分である。Caenorhabditis elegansのQは,CLK-1によるヒドロキノン環のヒドロキシル化及びCOQ-3により媒介されたO-メチル化を含む。Qの豊富なOP50大腸菌の飼料を与えらたときホモ接合性coq-3(ok506)突然変異体は繁殖性であったが,そのホモ接合性子孫は繁殖しなかった。Qの豊富なOP50を与えられたとき,coq-3(qm188)欠失突然変異体は生殖不能であった。長いqm188欠失は,オペロン内のcoq-3の5′及び3′でのフランキングnuo-3及びgdi-1遺伝子の発現を変える可能性があることを定量的PCR解析が示唆した。両coq-3突然変異体の表現型は,C.elegans clk-1突然変異体と比べてより劇的であった。OP50を与えられたときclk-1突然変異体は,低い生殖能力,遅い行動および寿命の増強を示した。Q欠損大腸菌株GD1を与えられたとき,coq-3及びclk-1突然変異体は発生の遅延を示し,生殖不能であった。しかし,coq-3突然変異系統も精製外因性Q10による飼料補充に応答しなかった。本報告では,個々の虫からの脂質抽出物においてQ9含有量を決定することができ,繁殖できないcoq-3突然変異体でのQ含有量の決定を可能にすることを示した。野生型C.elegans coq-3を発現する染色体アレイは両coq-3突然変異体の生殖能力を救出し,COQ-3ポリペプチドおよびQ9の定常状態レベルを部分的に回復し,両者における一次欠陥はcoq-3に制限されることを示した。Qによる飼料補充へのcoq-3突然変異体の制限応答は,de novo Q生合成の回復と比べて外因性Q補充の有効性を探るための,有力なモデルを与える。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (6件):
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動物の生化学  ,  遺伝的変異  ,  補酵素  ,  細胞構成体一般  ,  脂質一般  ,  生殖生理一般 
物質索引 (1件):
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