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J-GLOBAL ID：201202232215564130   整理番号：12A1550594

スワール流れ部分予混合火炎の安定化動力学に関する固有直交分解を用いた検討

Studying the Stabilization Dynamics of Swirling Partially Premixed Flames by Proper Orthogonal Decomposition

著者 (3件)： DUWIG Christophe (Lund Univ., Lund, SWE) ,  DUCRUIX Sebastien ,  VEYNANTE Denis
資料名： Journal of Engineering for Gas Turbines and Power  (Journal of Engineering for Gas Turbines and Power)
巻： 134  号： 10  ページ： 101501.1-101501.10  発行年： 2012年10月 
JST資料番号： E0270B  ISSN： 0742-4795  CODEN： JETPEZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ガスタービンのスワール希薄予混合燃焼流れの安定化現象を,円筒燃焼器モデルのレーザ誘起蛍光法による計測と大規模渦シミュレーション(LES)で調べた。予混合管と円筒形燃焼チャンバーの実験装置を用い,スワール数1.0,プロパンおよびメタンの当量比0.5~1.0の条件で混合過程の燃料質量分率,火炎面のOHラジカル等を計測して,歳差渦コアによる火炎の安定コヒーレント構造等を明らかにした。一方,乱流燃料流のサブグリッドスケール・モデル,燃焼反応の化学種と反応ステップ数を検討し,陰的LES計算を行った。プロパンとメタンについて空気流量は共通とし,当量比を個別に設定した。プロパンおよびメタンの燃焼による温度分布,燃料当量比分布,レーザ誘起蛍光画像,およびスナップショット法を適用して固有直交モード分解した各モード毎の燃焼流れ場等を図示した。燃料の質量分率分布の実験とLESの結果は良い一致が得られ,またプロパン火炎が予混合管出口下流に形成されるトーラス状大規模渦火炎で安定化する一方,メタン火炎は混合が少なく,上下流へ火炎が伸びるフラッシュバックとなる等の現象が分かった。

シソーラス用語： *予混合火炎 ,  ラージエディシミュレーション ,  アルカン
準シソーラス用語： Swirl数 ,  *ガスタービン燃焼器 ,  レーザ誘起蛍光法 ,  *固有直交分解 ,  当量比

分類 (2件)： ガスタービン  (PB02040Y) ,  燃焼一般  (XE04010W)

物質索引 (1件)： プロパン

タイトルに関連する用語 (5件)： スワール流れ ,  部分予混合火炎 ,  安定化 ,  動力学 ,  固有直交分解