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J-GLOBAL ID：201202232244671832   整理番号：12A0693813

樹状細胞を介した癌免疫療法

Cancer immunotherapy via dendritic cells

著者 (3件)： PALUCKA Karolina (Baylor Inst. Immunology Res., Texas, USA) ,  PALUCKA Karolina (Mount Sinai School of Medicine, New York, USA) ,  BANCHEREAU Jacques (Pharma Res. and Early Dev., New Jersey, USA)
資料名： Nature Reviews. Cancer  (Nature Reviews. Cancer)
巻： 12  号： 4  ページ： 265-277  発行年： 2012年04月 
JST資料番号： W1368A  ISSN： 1474-175X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 癌の免疫療法は腫瘍治療のために免疫系の力と特異性を利用しようとしている。癌特異抗原の分子レベルの同定は抗原特異的な免疫療法の開発を可能にしている。一つのアプローチは,自家抗原特異的T細胞を体外で増幅し,患者に戻す,というものである。その他のアプローチは治療用T細胞をin vivoで誘導するために,ある種のアジュバントと共に抗原を供給する,ワクチン接種によるものである。樹状細胞は天然のアジュバントと呼ばれ,抗原送達のための天然の薬剤となっている。現在では,Langerhans細胞やCD141陽性樹状細胞,CD14陽性皮膚樹状細胞などの樹状細胞は免疫系の中心となっており,免疫寛容と免疫の両者を制御していることが明らかになっている。そのため,樹状細胞は癌に対する治療用免疫法の重要標的となっている。

シソーラス用語： *樹状細胞 ,  *免疫療法 ,  薬物療法 ,  *腫瘍 ,  腫瘍ワクチン
準シソーラス用語： *癌免疫療法

分類 (2件)： 腫ようの免疫療法  (GE03035B) ,  腫よう免疫  (ED03040A)

タイトルに関連する用語 (2件)： 樹状細胞 ,  癌免疫療法