文献

J-GLOBAL ID：201202232268939720   整理番号：12A1166883

輪郭ベース深度マップ符号化法のフレームワーク

Framework of a Contour Based Depth Map Coding Method

著者 (4件)： WANG Minghui (Graduate School of Information, Production and Systems, Waseda Univ.) ,  HE Xun (Graduate School of Information, Production and Systems, Waseda Univ.) ,  JIN Xin (Graduate School at Shenzhen, Tsinghua Univ.) ,  GOTO Satoshi (Graduate School of Information, Production and Systems, Waseda Univ.)
資料名： IEICE Transactions on Fundamentals of Electronics, Communications and Computer Sciences (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers)  (IEICE Transactions on Fundamentals of Electronics, Communications and Computer Sciences (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： E95-A  号： 8  ページ： 1270-1279 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： F0699C  ISSN： 0916-8508  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ステレオ画面とマルチ画面ビデオ・フォーマットは,それらの広大な応用可能性を考えて,大いに調査されたトピックである。マルチビュービデオコーディング(MVC)を改善するために深さイメージベースレンダリング(DIBR)システムを開発した。深さイメージは,デコーダ側でこのシステムで仮想の画面を統合するために導入される。深さイメージは区分イメージである。そのイメージは鋭い輪郭と滑らかなインテリアで満たされる。深さイメージにおける輪郭は画面合成過程においてインテリアより多くの重要性を示している。統合画面の品質を改善し,深さイメージのビットレート短縮するために,輪郭ベースのコード化方策が提案される。まず最初に,深さイメージが異なった深さ値の間隔で層に分割される。そして,この作業で基本コーディング・ユニットと定義されるリージョンが各レイヤから区分される。そのリージョンはさらに輪郭とインテリアに分割される。2つの異なった手続きが,それぞれ輪郭とインテリアをコード化するのに使われる。ベクトル・ベースの方策が,等高線をコード化するために適用される。それらがベクトルと見なされるので,輪郭における直線はビットのわずかしか,かからない。直線から脱しているピクセルはひとつずつコード化される。リージョンのインテリアの深さ値は直線的か非線形の公式によってモデル化される。公式の係数は回帰で検索される。このプロセスは内部ペインティングと呼ばれる。従来のブロック・ベースの符号化法と異なって,オリジナルのフレームと再構築された輪郭と内部のペインティングによる再構築されたフレームの間の残りはデコーダに送られない。この提案では,輪郭は無損失方法でコード化されるが,インテリアは非可逆方法でコード化される。実験結果は,提案された輪郭ベース深さマップコーディング(CBDC)が高品質のシナリオでJMVC(MVCに関する参照ソフトウェア)より良い性能を達成するのを示している。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *画像符号化 ,  立体画像 ,  *レンダリング ,  *輪郭 ,  伝送速度 ,  符号化 ,  映像
準シソーラス用語： コーデング ,  ステレオ画像 ,  ビットレート ,  ビデオ符号化 ,  *マルチビュー画像

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (17件)：

• VETRO, A. Frame compatable formats for 3D video distribution. IEEE Int. Conf. Image Process. (ICIP'10), Hong Kong, Sept. 2010, 2405-2408
• FEHN, C. Depth-image-based rendering (DIBR), compression and transmission for a new approach on 3D-TV. Proc. SPIE, Stereoscopic Displays and Virtual Reality Systems XI, 2004. 2004, 529, 93-104
• EKMEKCIOGLU, E. Content adaptive enhancement of multi-view depth maps for free viewpoint video. IEEE J. Sel. Top. Signal Process. 2011, 5, 2, 352-361
• FAN, Y. C. Depth map measurement and generation for multi-view video system. Instrumentation and Measurement Technology Conference (I2MTC), Taipei, Taiwan, May 2011. 2011
• YEA, S. Multi-layered coding of depth for virtual view synthesis. Proc. Picture Coding Symp. (PCS'09), Chicago. USA, May. 2009

タイトルに関連する用語 (4件)： 輪郭 ,  深度マップ ,  符号化法 ,  フレームワーク