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J-GLOBAL ID:201202232319972019   整理番号:12A1104901

溶液中ビス(マレオニトリルジチラト)ニッケルトリアニオンの分子運動

Molecular Motion of the Bis(maleonitriledithiolato)nickel Trianion in Solution
著者 (6件):
資料名:
巻: 116  号: 26  ページ: 7687-7694  発行年: 2012年07月05日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ジエチレングリコールジメチルエーテル(diglyme)溶液中ビス(マレオニトリルジチラト)ニッケルトリアニオン[Ni(mnt)2]3-の再配向分子運動を調べるため電子スピン共鳴(ESR)を使用した。[Ni(mnt)2]3-は一個の不対電子を有し,カリウム金属によるジアニオン[Ni(mnt)2]2-の還元によって調製される。トリアニオンとジアニオンは酸化還元系列[Ni(mnt)2]n-(n=0,1,2及び3)の一員であり,モノアニオン[Ni(mnt)2]-はS=1/2を有し,diglyme中その回転拡散は先のESR研究の主題であった。この回転拡散は同じ溶媒中同じ平面錯体の二組の異なる酸化状態に対する再配向データの比較を可能にした。差異を見いだした;等方性回転拡散はトリアニオンの実験と計算スペクトル間に一致を生み,一方,モノアニオンのシミュレーションは二個の垂直軸周りの回転拡散より三倍速い長い面内軸周りの拡散を有する軸位対称再配向を要した。一定温度で長い面内軸と二個の垂直軸周りのモノアニオン再配向速度はトリアニオンの等方性速度よりもそれぞれファクタで~27と~9ほど速かった。これらの差は[Ni(mnt)2]-と[Ni(mnt)2]3-が溶液中で異なる形状とサイズを有することを示唆した;モノアニオンはほぼ偏長楕円体であり,一方,トリアニオンはより大きく,一層球状[Ni(mnt)2]3-はイオン対であるように見え,一方,他の技法からの結果と一致して[Ni(mnt)2]-はイオン対でない。
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分類 (2件):
分類
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コバルトとニッケルの錯体  ,  錯体のEPR 
タイトルに関連する用語 (3件):
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