文献
J-GLOBAL ID:201202232322914100   整理番号:12A0215453

クラリネットモデルの振動しきい値 数値連続法

Oscillation threshold of a clarinet model: A numerical continuation approach
著者 (3件):
資料名:
巻: 131  号:ページ: 698  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: C0249A  ISSN: 0001-4966  CODEN: JASMAN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本稿ではシングルリード楽器の振動しきい値に焦点を絞って検討した。リードの振動様式やリードの運動による気流を考慮するとしきい値における吹奏圧力,レジーム選択,演奏周波数などの特性は根本的に変化することが知られている。これまでの研究では単純なモデルを用いた解析式により興味ある傾向を示してきたが,本稿ではさらに詳細な物理モデルを検討し,リード特性,楽器の設計あるいは奏者による制御によって変化する幾つかのパラメータの影響を調べた。リードの共振周波数の影響についてはこれまでの研究で確認済みである。ここでは2つのモデルパラメータが同時に振動しきい値,レジーム選択,および演奏周波数に与える影響に関する新しい結果を示し検討を加えた。そのための手法として数値連続法を用いた。この方法はパラメータが変化した場合に方程式組の与えられた解に追従する。楽器を動的系と想定し振動しきい値問題をHopf分岐の経路追従問題として定式化し,これまでの研究と同様に通常の特性方程式法を一般化した。提案した数値連続法は解析法で必要とされる近似を用いることなく,シミュレーションでは得られなかった情報を導き出すことができるので,解析的分析法や直接的時間領域あるいは周波数領域シミュレーションを補完し,楽器研究には極めて有用であることを示した。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
楽器音響 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る