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J-GLOBAL ID：201202232371653754   整理番号：12A0778906

ヘテロ-テンプレート粒成長による<111>集合組織Bi_0.5Na_0.5TiO₃基セラミック調製への試み

Approaches for preparing 〈111〉-textured Bi_0.5Na_0.5TiO₃-based ceramics by hetero-templated grain growth

著者 (2件)： NEGISHI Yuka (Graduate School of Sci. and Technol., Keio Univ., 3-14-1 Hiyoshi, Kohoku-ku, Yokohama 223-8522, JPN) ,  KIMURA Toshio (Graduate School of Sci. and Technol., Keio Univ., 3-14-1 Hiyoshi, Kohoku-ku, Yokohama 223-8522, JPN)
資料名： Ceramics International  (Ceramics International)
巻： 38  号： 6  ページ： 5103-5112  発行年： 2012年08月 
JST資料番号： H0705A  ISSN： 0272-8842  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： テンプレート粒成長法による<111>集合組織Bi_0.5Na_0.5TiO₃(BNT)セラミックの調製を企てた。この方法では集合組織発達のためのテンプレートとして非等方性結晶粒を用いた。本研究では,板の面に垂直に<111>方位を持つ板状BaTiO₃粒を用いた。板状BaTiO₃粒がBNT粒のマトリックス中に分散し,板の面が鋳込み方向に平行に配列したグリーン圧粉体を調製するためにテープキャスティング板状のBaTiO₃粒と等軸BNT粒の混合物を固化した。板状BaTiO₃粒がBNT粒に溶解するために消滅するために,集合組織BNTセラミックはグリーン圧粉体の焼結では得られない。<111>集合組織セラミックを得るためのいくつかの試みがなされた。それらにはテンプレートとして板状(Sr, Ba)TiO₃粒の使用,マトリックスとしてBNT-BaTiO₃及びBNT-Bi_0.5K_0.5TiO₃固溶体の等軸粒の使用,及び,液相形成のための過剰のNa₂CO₃とBi₂O₃の添加を含む。集合組織セラミックを得るのに唯一の成功した試みは過剰のNa₂CO₃添加するものであった。過剰のNa₂CO₃は液相を形成し,BaTiO₃粒の溶解の前に板状BaTiO₃粒の周りにBNT粒の殻の形成を促進する。BNT殻はBaTiO₃粒と同じ結晶方位を有し,集合組織発達のテンプレートとして働く。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *チタン酸塩 ,  *ビスマス化合物 ,  *ナトリウム化合物 ,  *集合組織 ,  型枠 ,  結晶方位 ,  結晶成長 ,  セラミック ,  *鋳込成形 ,  等軸組織
準シソーラス用語： テンプレート【型板】 ,  テープキャスティング

分類 (1件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V)

タイトルに関連する用語 (6件)： テンプレート ,  粒成長 ,  集合組織 ,  セラミック ,  調製 ,  試み