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J-GLOBAL ID:201202232406381655   整理番号:12A0368747

リチウムイオン電池用炭素/スズ複合アノード材料合成

Synthesis of Carbon/Tin Composite Anode Materials for Lithium-Ion Batteries
著者 (5件):
資料名:
巻: 159  号:ページ: A91-A97  発行年: 2012年 
JST資料番号: C0285A  ISSN: 1945-7111  CODEN: JESOAN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本報では,各炭素とスズ源として熱可塑性フェノール樹脂とSnCl4・5H2Oを用い,溶液重合と続く高温炭素熱還元により新規な炭素/スズ構造複合材料を調製した。粉末X線回折では,これらの複合材料で金属スズのみが検出できることを示した。TEM画像では,金属スズが均一に炭素マトリックスに埋込まれたことを示した。物理吸着分析では,複合材料は階層的孔系を持つことを示した。リチウムイオン二次電池のアノード材料として用いると,炭素/スズ複合材料は高い可逆容量と良好なサイクル性を示した。600°Cで炭化したスズ55wt%含量の炭素/スズ複合材料は最適電気化学性能を示し,電流密度50mA・g-1下で高い初回可逆容量1111mA・h・g-1と50サイクル後の869mA・h・g-1を有し,保持容量78.2%だった。また炭化温度の700°Cへの増加は,初回クーロン効率と保持容量を向上させるが,アノード材料の初回容量を下げた。原料は全て安価で,調製は単純で,結果としてのアノード材料は高容量と良好なサイクル安定性を示し,提案法は実応用で有望なことを示唆した。
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分類 (2件):
分類
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二次電池  ,  電気化学反応 
タイトルに関連する用語 (4件):
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