抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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一級水先人になろうとする者には,3000総トン以上の船舶における2年以上の船長経験が要求されるのに対し,主として新規学卒者を対象とした三級水先人には,1000総トン以上の練習船の実習生としての1年以上の乗船経験が要求されるのみである。本論では,東京海洋大学における三級水先人養成教育を例に,操船シミュレータ訓練の内容,実施時期等プログラムの概要を述べると共に,訓練の評価方法,訓練シナリオの改善に関連した最近の研究について紹介した。シミュレータ訓練をより充実したものにするためには,豊富な水先業務の経験を有するインストラクタによる始動に加え,客観的な指標を用いた迅速かつ有効な評価方法の開発が必要である。