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J-GLOBAL ID:201202232492238282   整理番号:12A1673225

マルチ栽培に点滴灌漑を利用した砂漠でのダイズ栽培

Soybean Cultivation on Desert Sand Using Drip Irrigation with Mulch
著者 (4件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 310-316 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: L3405A  ISSN: 1343-943X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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砂漠でのダイズの成長と収量ポテンシャルおよびマルチ栽培の効果について,根粒のN蓄積に関連した検討を行った。実験は,ジュンガル砂漠または通常の畑土壌をコンクリートポットに詰め石河子(新疆,中国)で実施した。マルチ有り,無しの条件で,点滴灌漑の効果について検討した。マルチを行った砂の平均土壌温度は,初期の成長段階でプロットの中で最高であった。土壌プロットにおける相対的なウレイド-Nの含有量は開花ステージ(R2)で23.2%から,成熟ステージ(R7)の初めの37.6%まで様々であった。砂プロットはより高い値を示し,R2で48.7%からR7で80.5%の範囲であった。根粒によってN2を固定していると考えられた。種子収量は,砂と土壌間で有意差を示さなかった。収量はマルチ無しの土壌プロットで394g m-2からマルチ有りの砂栽培で,472g m-2であった。砂漠でダイズ栽培を拡大するためには十分な水の供給が必須であり,点滴灌漑が有効で,この方法が根粒を活性化させるものと考えられた。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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豆類  ,  植物生理学一般 
引用文献 (31件):
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