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J-GLOBAL ID：201202232594219177   整理番号：12A1347843

有望な電荷移動プローブに誘導されたモデル血漿蛋白質のヒト血清アルブミンのコンフォメーション変化

Potential Charge Transfer Probe Induced Conformational Changes of Model Plasma Protein Human Serum Albumin: Spectroscopic, Molecular Docking, and Molecular Dynamics Simulation Study

著者 (4件)： JANA Sankar (Univ. Calcutta, Kolkata, IND) ,  DALAPATI Sasanka (Univ. Calcutta, Kolkata, IND) ,  GHOSH Shalini (Univ. Calcutta, Kolkata, IND) ,  GUCHHAIT Nikhil (Univ. Calcutta, Kolkata, IND)
資料名： Biopolymers  (Biopolymers)
巻： 97  号： 10  ページ： 766-777  発行年： 2012年10月 
JST資料番号： C0766A  ISSN： 0006-3525  CODEN： BIPMAA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 極性感受性分子内電荷移動分子5-(4-ジメチルアミノ-フェニル)-ペンタ-2,4-ジエンニトリル(DMAPPDN)が外的蛍光レポーターとして用いることができるかどうかを,モデル血漿蛋白質のヒト血清アルブミン(HSA)を用いて調べた。発光,蛍光異方性および赤端励起シフト,円二色性および時間分解スペクトル測定から,HSAとDMAPPDNの複合体形成が確認できた。結合定数およびGibbs自由エネルギー変化も実験的および理論的に求めることができ,この複合体の自発的複合体形成および安定性を評価できた。分子ドッキングシミュレーション,蛍光共鳴エネルギー転移研究および分子動態シミュレーションから,DMAPPDNがHSAのサブドメインIIAの疎水性空洞内に効率的かつ正しい配向で結合し,安定した複合体を形成することが分かった。DMAPPDNが蛋白質の構造および動態の研究に有用なプローブであると結論付けた。

シソーラス用語： *電荷移動 ,  *プローブ ,  血漿タンパク質 ,  *血清アルブミン ,  *配座転移 ,  ドッキング ,  *分子認識 ,  計算機シミュレーション ,  Gibbs自由エネルギー ,  蛍光共鳴エネルギー移動
準シソーラス用語： *蛍光プローブ ,  分子ドッキング ,  分子動力学シミュレーション ,  *分子内電荷移動

分類 (1件)： 分子構造  (EB03020Y)

物質索引 (1件)： 5-[4-(ジメチルアミノ)フェニル]-2,4-ペンタジエンニトリル

タイトルに関連する用語 (7件)： 電荷移動 ,  プローブ ,  誘導 ,  モデル ,  血漿蛋白質 ,  ヒト血清アルブミン ,  コンフォメーション変化