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J-GLOBAL ID:201202232595123351   整理番号:12A0372194

エンドファイト,Neotyphodium uncinatumに感染したイタリアンライグラスにおける4種のClypeorrhynchanに対する抵抗性

Enhanced Resistance to Four Species of Clypeorrhynchan Pests in Neotyphodium uncinatum Infected Italian ryegrass
著者 (4件):
資料名:
巻: 105  号:ページ: 129-134  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: B0324C  ISSN: 0022-0493  CODEN: JEENAI  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ネオティディウム・エンドファイトはイネ科牧草などに共生する菌であり,感染した植物は環境ストレスに耐性を有することから,耐病虫性などの形質を備えたエンドファイトをイネ科牧草などに感染させ,有用な牧草を育成しようとする研究がなされている。Neotyphodium endophytesによって産生された特有のアルカロイドは無脊椎動物に毒性を示す。Neotyphodium endophytesと共存するイタリアンライグラス(Lolium multiflorum Lamarck)の栽培品種と系統が最近日本で確立された。N.uncinatumに感染したイタリアンライグラス系統は草食性の昆虫に神経毒性を示す一種のロリンアルカロイド(1-アミノピロリジン)であるN-ホルミルロリンを蓄積する。ここでは,維管束液吸汁性Clypeorrhynchanに対するN-ホルミルロリンの毒性とN.uncinatumに感染したイタリアンライグラスの抵抗性について検討した。N.uncinatumに感染したイタリアンライグラスを4種類の害虫,ヒメトビウンカ(Laodelphax striatellus),セジロウンカ(Sogatella furcifera),フタテンチビヨコバイ(Cicadulina bipunctata)およびツマグロヨコバイ(Nephotettix cincticeps)に吸汁させた。その結果,篩部を吸性害虫の生存率は低下したが,木質部吸汁性のツマグロヨコバイには影響はなかった。N. uncinatumに感染した植物はClypeorrhynchan害虫に対し抵抗性を示すことが分かった。
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分類 (3件):
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植物の生化学  ,  飼料作物,草地  ,  昆虫・ダニによる植物被害 
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