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J-GLOBAL ID:201202232630131257   整理番号:12A0925372

4d-4f配位重合体を合成する2次構築単位としての4f-ブロック金属錯体: [Ln2L6(H2O)4]・{[Ln2L4(H2O)6](NO3)2}と{[AgLnL2(H2O)3](NO3)2(H2O)4}(L=3-ピリジンプロピオネート,Ln=Eu,Tb,Nd)の調製,構造,および発光特性

4f-Block Metal Complexes as Secondary Building Units in Preparing 4d-4f Coordination Polymers: Preparation, Structures, and Luminescent Properties of [Ln2L6(H2O)4] {[Ln2L4(H2O)6](NO3)2} and {[AgLnL2(H2O)3](NO3)2(H2O)4} (L = 3-Pyridinepropinoate, Ln = Eu, Tb, Nd)
著者 (3件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 3045-3056  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: W1323A  ISSN: 1528-7483  CODEN: CGDEFU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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4d-4f配位重合体,[Ln2L6(H2O)4]・{[Ln2L4(H2O)6](NO3)2}(L=3-ピリジンプロピオネート,Ln=Eu,Tb,Nd)(1~3)と{[AgLnL2(H2O)3](NO3)2(H2O)4}(4~6)を合成し,それらの結晶構造と発光特性を研究した。第1の段階ではマイクロ波補助反応によってランタニド錯体を形成し,第2の段階ではこれらの錯体を層状拡散して4d-4f配位重合体に変換した。化合物1~3は離散している分子種であるが,4~6は3D配位重合体である。1~3はそれぞれ2つの2量体,中性種とイオン種から成り立っており,配位子のピリジルN原子はLn3+イオンに配位していない。対照的に,化合物4~6では,ピリジルN原子はAg+イオンと結合しており,カルボン酸塩のO原子はLn3+イオンに結合している。4~6中のAg+イオンは3配位のAg-Ag結合を示し,Ln3+イオンは9配位である。化合物1と4は室温の固体状態で同じ赤色発光を示した。これらの発光スペクトルはEu3+によるものと考えられる。化合物2と5は同じ緑色発光を示した。配位子は増感剤として作用せず,Ag+イオンは1,2,4,および5の発光スペクトルに影響を与えていないことがわかった。
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分類 (3件):
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第3族元素の錯体  ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  ,  錯体のルミネセンス 
物質索引 (1件):
物質索引
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