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J-GLOBAL ID：201202232664983023   整理番号：12A0646662

陶器廃棄物骨材を含むモルタル内部への塩化物イオンの浸透

Chloride ion penetration into mortar containing ceramic waste aggregate

著者 (4件)： HIGASHIYAMA Hiroshi (Dep. of Civil and Environmental Engineering, Kinki Univ., 3-4-1, Kowakae, Higashiosaka, Osaka 577-8502, JPN) ,  SAPPAKITTIPAKORN Manote (Dep. of Civil Engineering, King Mongkut’s Univ. of Technol. North Bangkok, 1518, Phibulsongkram Rd., Bangsue ...) ,  SANO Masanori (Dep. of Civil and Environmental Engineering, Kinki Univ., 3-4-1, Kowakae, Higashiosaka, Osaka 577-8502, JPN) ,  YAGISHITA Fumio (Dep. of Civil and Environmental Engineering, Kinki Univ., 3-4-1, Kowakae, Higashiosaka, Osaka 577-8502, JPN)
資料名： Construction and Building Materials  (Construction and Building Materials)
巻： 33  ページ： 48-54  発行年： 2012年08月 
JST資料番号： T0560A  ISSN： 0950-0618  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 当研究においては,陶器廃棄物骨材(CWAs)で作ったモルタルに対する塩化物イオンの浸透試験を,硝酸銀(AgNO3)溶液スプレー法および急速塩化物移動試験(安定状態条件)を用いて行った。実験に使用したCWAsは,日本の電力会社が提供した陶製電気絶縁体の廃棄物で,細骨材に置換する前に様々な大きさに砕いて挽いたものである。CWAsの影響を,次のような4つのシリーズのモルタル対する試験を通じて調べた。即ち,(1)各種細骨材で作ったモルタル,(2)粒子サイズの程度が様々に異なるCWAで作ったモルタル,(3)様々な量のCWAで作ったモルタル,(4)置換率が様々に異なるCWAで作られたモルタル,である。実験的試験の結果から,CWAモルタルは川砂で作った基準モルタルよりも塩化物イオン浸透への抵抗性でより効果的であることが分った。CWAモルタルへの塩化物イオン浸透深度は,CWAの量が多い場合およびCWAの粒子サイズが小さい場合のいずれでも小さくなる。またCWAモルタルの有効塩化物拡散率は川砂の場合よりも低い。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *モルタル ,  *塩化物 ,  イオン ,  *浸透 ,  *セラミック ,  *再生骨材 ,  山砂 ,  深さ ,  硝酸銀 ,  噴霧 ,  拡散係数 ,  粒度分布 ,  混合比

分類 (1件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H)

タイトルに関連する用語 (6件)： 陶器 ,  廃棄物 ,  骨材 ,  モルタル ,  塩化物イオン ,  浸透