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J-GLOBAL ID：201202232667446789   整理番号：12A0146810

モンモリロナイトへのテトラサイクリン吸着に対するCa²⁺の影響

Influence of Ca²⁺ on tetracycline adsorption on montmorillonite

著者 (4件)： PAROLO M. Eugenia (Facultad de Ingenieria, Universidad Nacional del Comahue, Neuquen 8300, ARG) ,  AVENA Marcelo J. (INQUISUR-CONICET, Departamento de Quimica, Universidad Nacional del Sur, Bahia Blanca 8000, ARG) ,  PETTINARI Gisela R. (Facultad de Ingenieria, Universidad Nacional del Comahue, Neuquen 8300, ARG) ,  BASCHINI Miria T. (Facultad de Ingenieria, Universidad Nacional del Comahue, Neuquen 8300, ARG)
資料名： Journal of Colloid and Interface Science  (Journal of Colloid and Interface Science)
巻： 368  号： 1  ページ： 420-426  発行年： 2012年02月15日 
JST資料番号： C0279A  ISSN： 0021-9797  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： X線回折および透過型電子顕微鏡法で補ったバッチ技法を用いてモンモリロナイトへのテトラサイクリン(TC)の吸着をpHおよびCa²⁺濃度の関数として調べた。Ca²⁺がないときTC吸着は低いpHで高く,pHが増加すると減少した。Ca²⁺があるとき,調べた系において少なくとも2つの異なる吸着過程すなわちカチオン交換およびCa橋架けが起った。pH<5においてはカチオン交換が優勢な過程であり,従って全Ca²⁺濃度を増加させるとTC吸着は減少した。pH>5においては反対にCa橋架けが優勢な過程であり,従ってCa²⁺濃度を増加させるとTC吸着は増加した。pH5は両方の吸着過程が互いに補償する等吸着pHを表した。このpHにおいてTC吸着はCa²⁺濃度に依存しなかった。0.01M NaCl中のCa²⁺-モンモリロナイトへのTC吸着実験の場合,吸着TC/保持Ca²⁺の比は5~9のpH範囲で1に近く,TCとモンモリロナイトとの結合におけるCa²⁺の関与の重要性を示した。X線回折および透過型電子顕微鏡法により,TC吸着がモンモリロナイト層の間でインターカレーションを誘起し,インターカレーションしたTCを有する,およびインターカレーションしたTCのない積層を有する多相系を形成することが示された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *モンモリロナイト ,  *吸着 ,  カルシウム化合物 ,  金属イオン ,  pH依存性 ,  濃度依存性 ,  陽イオン交換 ,  分子構造 ,  インターカレーション ,  エノール ,  芳香族ケトン ,  フェノール類 ,  カルボアミド ,  エノン ,  芳香族縮合化合物 ,  アミノアルコール ,  ケト酸 ,  ジケトン ,  第三アミン ,  ヒドロキシ酸 ,  ヒドロキシケトン ,  ポリオール
準シソーラス用語： カルシウムイオン ,  カチオン交換 ,  橋架け構造

分類 (2件)： 固-液界面  (CB12050B) ,  分子化合物  (CE02000C)

物質索引 (1件)： テトラサイクリン

タイトルに関連する用語 (3件)： モンモリロナイト ,  テトラサイクリン ,  吸着