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J-GLOBAL ID：201202232668367165   整理番号：12A1241015

腹側中脳への外側手綱核入力の活性化は回避行動を促進する

Activation of lateral habenula inputs to the ventral midbrain promotes behavioral avoidance

著者 (2件)： STAMATAKIS Alice M (Univ. North Carolina(UNC), North Carolina, USA) ,  STUBER Garret D (Univ. North Carolina(UNC), North Carolina, USA)
資料名： Nature Neuroscience  (Nature Neuroscience)
巻： 15  号： 8  ページ： 1105-1107  発行年： 2012年08月 
JST資料番号： W1370A  ISSN： 1097-6256  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 外側手綱核(LHb)は,腹側被蓋野(VTA)と吻側内側被蓋野(RMTg)に興奮性入力を送りドーパミンニューロン出力を抑制する。今回,ex vivoとin vivo光遺伝学的方法を用い,嫌悪刺激がLHbからRMTgへのグルタミン酸作動性伝達にどのように影響するか,この系の直接的変化がどのように行動に影響するかを検討した。マウスのLHbに強化黄色蛍光蛋白質融合チャンネルロドプシン-2(ChR2-EYFP)を導入した。RMTgニューロンからのホールセル記録で,光パルスは内向き電流を示し,これはグルタミン酸受容体拮抗薬で遮断した。マウスで,嫌悪刺激はRMTgニューロンへのLHb興奮性入力を増大した。この系の光遺伝学的活性化は能動的,受動的および条件付け回避行動を促進した。RMTgへのLHbグルタミン酸作動性入力の内因性活性は嫌悪に関連する情報を送ることおよび中脳GABAニューロンとのLHb結合はこれらの行動促進に重要であると示唆した。

シソーラス用語： *中脳 ,  大脳辺縁系 ,  活性化 ,  情動 ,  中脳蓋 ,  ニューロン ,  マウス ,  色素タンパク質 ,  ロドプシン ,  パッチクランプ法 ,  グルタミン酸受容体 ,  *動物行動 ,  間脳 ,  神経伝導 ,  電流
準シソーラス用語： GABAニューロン ,  YFP ,  グルタミン酸作動性ニューロン ,  グルタミン酸受容体拮抗薬 ,  チャネルロドプシン2 ,  ホールセル記録 ,  黄色蛍光蛋白質 ,  *回避行動 ,  嫌悪 ,  手綱核 ,  腹側被蓋野 ,  EPSC

分類 (2件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  個生態学  (EE03020H)

タイトルに関連する用語 (5件)： 中脳 ,  手綱核 ,  活性化 ,  回避行動 ,  促進