文献

J-GLOBAL ID：201202232791473344   整理番号：12A0899608

エネルギー制限および乳房腫瘍の予防

Energy restriction and the prevention of breast cancer

著者 (2件)： HARVIE Michelle (Univ. Hospital of South Manchester, Manchester, GBR) ,  HOWELL Anthony (Univ. Hospital of South Manchester, Manchester, GBR)
資料名： Proceedings of the Nutrition Society  (Proceedings of the Nutrition Society)
巻： 71  号： 2  ページ： 263-275  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： E0308A  ISSN： 0029-6651  CODEN： PNUSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 体重を制御するための連続的なエネルギー制限(ER)が乳房腫瘍を予防することが100年にわたる動物実験で実証され,最新の研究ではヒトでも実証されている。本報では乳房腫瘍の予防に対する連続的エネルギー制限(CER),間欠的エネルギー制限(IER)および間欠的絶食(IF)の可能性に関する入手可能なデータをまとめた。動物実験では発癌物質-誘発腫瘍モデル以外ではCERよりもIERの方が優れていた。ヒトに関してはIERでのデータがないが,体重減少についてはIERとCERの効果が同等であることが実証されている。動物と一部のヒトのデータから,IERとIFの機序はCERのものとは異なることが示唆されており,前者は肝臓および内臓に貯蔵された脂肪をより減少させることなどが明らかになっている。今後もこれらの比較に関する研究が必要である。

シソーラス用語： *基礎代謝 ,  *乳房腫瘍 ,  *予防医学 ,  絶食 ,  健康管理 ,  ダイエット
準シソーラス用語： *エネルギー制限 ,  間欠性ダイエット ,  体重管理 ,  *発癌予防 ,  連続的ダイエット

分類 (2件)： 発癌機序・因子  (GE02020C) ,  予防医学一般  (GB01010B)

タイトルに関連する用語 (3件)： エネルギー制限 ,  乳房腫瘍 ,  予防