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J-GLOBAL ID：201202232945450253   整理番号：12A0368837

Eu²⁺をドープしたNaMgPO₄における4f⁶5d¹→4f⁷(⁸S_7/2)および4f⁷(⁶P_7/2)→4f⁷(⁸S_7/2)遷移からのマルチサイト構造およびルミネセンススペクトル

Multisite Structure and Luminescence Spectra from 4f⁶5d¹ → 4f⁷(⁸S_7/2) and 4f⁷(⁶P_7/2) → 4f⁷(⁸S_7/2) Transitions in Eu²⁺-Doped NaMgPO₄

著者 (5件)： HUANG Yanlin (Soochow Univ., Suzhou, CHN) ,  ZHANG Suyin (Soochow Univ., Suzhou, CHN) ,  KIM Sun Il (Pukyong National Univ., Busan, KOR) ,  YU Young Moon (Pukyong National Univ., Busan, KOR) ,  SEO Hyo Jin (Pukyong National Univ., Busan, KOR)
資料名： Journal of the Electrochemical Society  (Journal of the Electrochemical Society)
巻： 159  号： 2  ページ： J23-J28  発行年： 2012年 
JST資料番号： C0285A  ISSN： 1945-7111  CODEN： JESOAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究で,NaMgPO₄:Eu²⁺に関するルミネセンスの洞察研究を示した。Eu²⁺イオンをドープしたNaMgPO₄のルミネセンスの絶対量子効率(QE),結晶学的部位および微細構造を報告し,温度依存性ルミネセンス崩壊曲線(18~300K)を測定した。NaMgPO₄格子中のEu²⁺イオンのマルチサイト構造を示唆し,考察した。低温でのEu²⁺イオンの4f⁷電子配置における,360nmでの⁶P_7/2→⁸S_7/2遷移帯を報告した。NaMgPO₄:Eu²⁺のルミネセンスの量子効率(QE)は28.5%であった。NaMgPO₄:Eu²⁺は温度による消光に関する熱安定性に乏しかった。このより低いルミネセンスQE値および熱的安定性は,W-LED蛍光体としての更なる適用を制限すると考えられた。Eu²⁺ドーピングの低ルミネセンス効率および乏しい熱的安定性は,格子全体に渡るEu²⁺の不規則な微細構造環境に起因すると示唆された。

シソーラス用語： *マグネシウム化合物 ,  *ナトリウム化合物 ,  *リン酸塩 ,  塩 ,  付加化合物 ,  *ユウロピウム化合物 ,  金属イオン ,  ドーピング ,  電子遷移 ,  *光ルミネセンス ,  量子効率 ,  結晶構造 ,  微細構造 ,  温度依存性 ,  曲線 ,  消光 ,  ルミネセンス ,  電子配置 ,  漸移帯 ,  安定性 ,  エネルギー変換効率 ,  X線回折 ,  発光スペクトル
準シソーラス用語： *ユウロピウムイオン ,  ルミネセンス崩壊曲線 ,  遷移帯 ,  発光効率 ,  複塩

分類 (3件)： 発光素子  (NC03082G) ,  無機化合物のルミネセンス  (BM08093J) ,  複塩  (CD01060G)

タイトルに関連する用語 (4件)： ドープ ,  遷移 ,  マルチ ,  ルミネセンススペクトル