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J-GLOBAL ID:201202232953926739   整理番号:12A1421088

エレクトロスプレイコンカナバリンAイオンとそのクラスタCn+z(n=1~6)の気相構造に及ぼす毛細管とCoulomb効果

Capillary and Coulombic Effects on the Gas Phase Structure of Electrosprayed Concanavalin A Ions and Its Clusters Cn+z (n = 1-6)
著者 (4件):
資料名:
巻: 116  号: 33  ページ: 9882-9898  発行年: 2012年08月23日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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コンカナバリンAの多量体C<sub>n</sub><sup>+z</sup>(n=1~6)の二酸化炭素中気相衝突断面積Ω(z,n)を調べるため質量分析(MS)と組合せたイオン移動度分光法(IMS)を用いた。四量体C<sub>4</sub>は四個の四面体配列小球体類似の結晶構造を有している。ギ酸トリエチルアンモニウム(Et<sub>3</sub>AF)水溶液からエレクトロスプレイしたC<sub>n</sub><sup>+z</sup>イオンは中程度荷電(n=1と6に対してZ=6と17に至るまで)し,狭移動度ピークを生じた。純IMS(MSなし)を経由して二量体と四量体について電荷縮減放射化<sup>61</sup>Ni源を用いて得たz<1の電荷状態を調べた。Et<sub>3</sub>AFへトリエチルアミン添加によって制御範囲6~8でのpHに移動度は無関係であった。測定したコンパクト性基Ω(z,n)/n<sup>2/3</sup>はnとzに実際上無関係であり,一方,接触球のクラスタを用いた移動度計算は種々の散乱モードに対して20~30%ほど変化することを示した。このコントラストは散乱モデルに関する曖昧さに無関係に,すべての多量体が小球体形,特別に四面体四量体を採用することを示唆した。87mM酢酸水溶液は実質的に一層高いz,多くは幅広い移動度分布を有するイオンを生じた。例外的に高いz四量体(z=25~29)と三量体はコンパクトな非球状形状を有する狭い明確な移動度を有した。87mM酢酸水溶液への2~4mM Et<sub>3</sub>AF添加は非球状形へ転移も示す一層高い電荷状態を有するが,すべてのz値でEt<sub>3</sub>AF緩衝液由来のz値にほぼ同一である狭い明確な移動度を生じた。Rayleigh様電荷z<sub>R</sub>以下に荷電したすべての気相クラスタが溶液条件の面で臨界z=z<sub>R</sub>で急峻な形状転移を受けることなく小球体であることを結論付けた。
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分類 (2件):
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分子構造  ,  質量分析 

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