抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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石炭ブリケットにおけるCO
2/CH
4交換収着の研究を述べる。ブリケットは,測定チャンバの目的に役立つよう厚肉鋼管内にて形成された。空隙率8.3%,直径0.096mおよび長さ0.280mを持つブリケットを使用した。3種類のラボ実験を行った。この実験は,予めCH
4にて飽和したブリケットの入力に対し,CO
2を注入することにある。各実験では,交換収着プロセス時に,入力CO
2圧力および出力ガス混合物の圧力は,入力時の11,12および13bar,およびブリケット出力時の10barのレベルにて安定化された。このブリケットに沿って圧力変化,およびブリケットから流出するガス混合物の濃度を分析した。その結果,ブリケットに沿って動く細孔圧力降下は,この交換収着を伴う,ことが観察された。この細孔圧力降下の存在は,交換収着が生ずる分離ゾーンの存在を示した。また,ブリケットの出力にCO
2が現れるその瞬間から,その濃度の突然の変化が記録される,ことが観察された。この現象は,ブリケット内にてCO
2/CH
4交換収着を伴う,交換ゾーン発生の論文が間違いないことを裏付けた。観察された現象の記述法を提案した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.