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J-GLOBAL ID:201202233030752327   整理番号:12A0379953

セメントの部分置換材としてHCWAを使用した構造用モルタルの力学的強度,耐久性及び乾燥収縮

Mechanical strength, durability and drying shrinkage of structural mortar containing HCWA as partial replacement of cement
著者 (2件):
資料名:
巻: 30  ページ: 320-329  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: T0560A  ISSN: 0950-0618  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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モルタル製造におけるセメントの部分的置換材料としての高カルシウム木材灰(HCWA)の使用可能性について調べた。HCWAの化学的組成及び相を,それぞれ蛍光X線(XRF)及びX線回折(XRD)分析方法を用いて評価した。HCWAの物理的特性,すなわち粒度分布,平均粒径d下付50及び比表面積は,レーザ粒度分析器で評価した。さらに,HCWAを用いてセメントを部分置換して製造した,構造用モルタル調合の力学的強度,耐久性及び収縮特性を調べた。比較用モルタル(結合材料としてニートセメントのみを使用した)及び,HCWAを用いて置換率を変化させてセメントを置換した,HCWA調合を含む,総計6つのモルタル調合を製造した。HCWAモルタルについては,HCWAを,全結合材料重量の5%,10%,15%,20%及び25%のセメントに対する置換率で使用した。水結合材比は,全モルタル調合で0.35で一定とした。その結果,セメントの部分置換材としてHCWAを使用することは,フレッシュモルタルのワーカビリティに顕著な悪影響は及ぼさないことが分かった。15%HCWA使用モルタル調合は,材齢90日で,最大の圧縮強度を示した。同一材齢で,HCWA量5%及び10%のモルタル調合では曲げ強度が増大した。セメント置換率5%~15%のHCWA使用は,モルタルの耐久性特性すなわち透気性及び炭酸化抵抗性に有益な効果があることが分かった。10%までのHCWAを使用したモルタル調合では,モルタルの収縮低減が認められた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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モルタル,コンクリート  ,  その他の石材 
タイトルに関連する用語 (5件):
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