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J-GLOBAL ID:201202233058463509   整理番号:12A0364353

trans-スプライシングリボザイムによる標的RNA置換を通してAIMP2のスプライシング変異体を発現している癌細胞の選択的退行

Selective regression of cancer cells expressing a splicing variant of AIMP2 through targeted RNA replacement by trans-splicing ribozyme
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資料名:
巻: 158  号: 1-2  ページ: 44-49  発行年: 2012年03月31日 
JST資料番号: A0456C  ISSN: 0168-1656  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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AIMP2/p38は高分子tRNAシンテターゼ複合体の集合に重要なスカフォールド蛋白質である。その上,AIMP2には抗増殖活性があり,プロアポトーシス因子として細胞死を促進する。エキソン2を欠失しているAIMP2のスプライシング変異体(AIMP2-DX2)は選択的スプライシングプロセスにより特異的に発生し,ヒト肺癌細胞及び癌患者の組織にて高く発現される。AIMP2-DX2は正常AIMP2の腫瘍サプレッサー機能を弱体化することにより腫瘍発生を誘導する。ここで,著者らは特定RNAのtrans-スプライシングリボザイム介在性置換に基づいている癌療法への新奇アプローチを記述する。著者らはAIMP2-DX2発現肺癌細胞にて治療活性を選択的に発揮する新転写体を有するスプライシング変異体AIMP2-DX2 RNAを標的でき,置換もできる特異的リボザイムを開発した。RNA置換は細胞にて正常AIMP2 RNAではなく,AIMP2-DX2転写体の標的残基により高忠実度trans-スプライシング反応で用いられた。注目に値することには,リボザイムがAIMP2-DX2 RNA発現肺癌細胞内へ自殺遺伝子の活性を選択的に配送でき,それによりプロドラッグで処理した癌細胞の増殖を特異的に妨げた。それ故に,AIMP2-DX2 RNA標的化trans-スプライシングリボザイムは肺癌を標的とする有効な治療に対する有用な遺伝的治療薬であろう。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
分類
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生物学的機能  ,  遺伝子発現  ,  細胞生理一般  ,  基礎治療学  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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