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J-GLOBAL ID:201202233093408260   整理番号:12A1052273

Bacillus anthracis二次細胞壁ポリサッカライドにおける保存されたピルビル化エピトープの局在と構造解析および非病原性B.anthracis CDC684由来のガラクトース欠損壁ポリサッカライドの性格付け

Localization and structural analysis of a conserved pyruvylated epitope in Bacillus anthracis secondary cell wall polysaccharides and characterization of the galactose-deficient wall polysaccharide from avirulent B. anthracis CDC 684
著者 (6件):
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巻: 22  号:ページ: 1103-1117  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: W0050A  ISSN: 0959-6658  CODEN: GLYCE3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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B.anthracis CDC684(Ba684)は,自然発生的な非病原性変異体であるが,系統樹上では高度病原性の他のB.anthracis株に深く関連している。その菌体内には病原性プラスミドであるpXO1およびpXO2の両者が存在するが,動物モデル中では非病原性であるため,この弱毒化の分子的基盤の解明に興味が持たれている。本報告では,化学的手法およびNMRスペクトル解析を用い,Ba684の二次細胞壁ポリサッカライド(SCWP)の構造特性を調べた。SCWPはHexNAcトリサッカライド骨格からなり,B.anthracis Pasteur,SterneおよびAmes株と同一の構造の,→4)-β-D-ManpNAc-(1→4)-β-D-GlcpNAc-(1→6)-α-D-GlcpNAc-(1→ を有している。その骨格が完全に重合していても,病原性株由来の高度にガラクトシル化したSCWPでは50%を占めるはずのガラクトシル化側鎖残基のすべてをBa684のSCWPでは欠いていた。この観察結果は,病原性株とBa684の接着能の差を説明し,また,骨格重合はガラクトース側鎖残基の結合とは無関係に生じることを示している。SCWPにおける亜化学量論的ピルベートアセタール,O-アセテートおよびアミノ族修飾は他のB.anthracis株同様に保持されており,また,免疫蛍光解析では,SCWPの発現がS-層タンパク質抽出可能抗原-1を有する表面層ホモロジー(SLH)ドメインを結合する能力を有することを確認した。さらに,Ba684SCWPの遠位(非還元)末端部に位置する単一反復ユニットが構造的に修飾されており,その修飾は他のB.anthracis株でも同様であった。これらのポリサッカライドは以下の配列で終止する:(S)-4,6-O-(1-carboxyethylidene)-β-D-ManpNAc-(1→4)-[3-O-acetyl]-β-D-GlcpNAc-(1→6)-α-D-GlcpNH2-(1→。
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微生物の生化学  ,  微生物感染の生理と病原性  ,  糖質・糖鎖一般 
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