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J-GLOBAL ID：201202233111051935   整理番号：12A1719908

水性媒体中での,逆に荷電した界面活性剤とナノ結晶セルロースとの相互作用

Interactions of nanocrystalline cellulose with an oppositely charged surfactant in aqueous medium

著者 (4件)： DHAR Neha (Dep. of Chemical Engineering, Waterloo Inst. for Nanotechnology, Univ. of Waterloo, 200 Univ. Avenue West, Waterloo ...) ,  AU Daniel (Dep. of Chemical Engineering, Waterloo Inst. for Nanotechnology, Univ. of Waterloo, 200 Univ. Avenue West, Waterloo ...) ,  BERRY Richard C. (CelluForce Inc., 625 President-Kennedy Avenue, Montreal, Quebec, Canada H3A 1K2) ,  TAM Kam C. (Dep. of Chemical Engineering, Waterloo Inst. for Nanotechnology, Univ. of Waterloo, 200 Univ. Avenue West, Waterloo ...)
資料名： Colloids and Surfaces. A. Physicochemical and Engineering Aspects  (Colloids and Surfaces. A. Physicochemical and Engineering Aspects)
巻： 415  ページ： 310-319  発行年： 2012年12月05日 
JST資料番号： A0539B  ISSN： 0927-7757  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 負に荷電したナノ結晶セルロース(NCC)とカチオン性界面活性剤,テトラデシルトリメチルアンモニウムブロミド(TTAB)間の相互作用について,等温滴定熱量測定(ITC),電気伝導度および電位差滴定,表面張力測定により検討した。相互作用は静電的および疎水性相互作用により制御した。ITCと表面張力測定から,バルク中と界面で静電気誘導NCC-TTAB錯体が形成され,次にこれが,NCCロッド上での,疎水的に誘導されたポリマー誘発TTABミセル化に続くことを確認した。TABの臨界ミセル濃度(CMC)は0.655gLのNCC存在下で1.1から1.3g/Lにシフトした。沈降および相分離特性は時間の関数としてNCCフロックの高さを決めることで定量したが,これがTTABの存在下のNCCが安定であることを説明する。ゼータ電位の結果は,TTAB濃度が増加するのに伴い,負から正への電荷逆転を示したが,このことは水溶液中でNCC-TTAB錯体が形成されたことを確証する。これらの結果に基づき,NCCとTTABの相互作用についての物理的機構を提起する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ナノ結晶 ,  *セルロース ,  *相互作用 ,  *陽イオン界面活性剤 ,  熱量測定 ,  計測 ,  電位差滴定 ,  錯体生成 ,  ナノロッド ,  ミセル形成 ,  臨界ミセル濃度 ,  相分離 ,  沈降 ,  フロック ,  ζ電位 ,  濃度依存性
準シソーラス用語： 電気伝導度測定 ,  等温滴定熱量測定 ,  表面張力測定

分類 (3件)： ミセル  (CB11020N) ,  その他の洗浄剤  (YG02040W) ,  多糖類  (CF10054P)

物質索引 (1件)： テトラデシルトリメチルアンモニウムブロミド

タイトルに関連する用語 (5件)： 水性媒体 ,  荷電 ,  界面活性剤 ,  ナノ結晶セルロース ,  相互作用