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J-GLOBAL ID:201202233164139370   整理番号:12A0770612

ホスファチジルコリンとホスファチジルエタノールアミンの二分子層とアルギニンの相互作用に関する分子動力学研究

Molecular Dynamics Study of the Interaction of Arginine with Phosphatidylcholine and Phosphatidylethanolamine Bilayers
著者 (6件):
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巻: 116  号: 15  ページ: 4476-4483  発行年: 2012年04月19日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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分子動力学シミュレーションによって完全水和したジミリストイルホスファチジルコリン(DMPC)とジミリストイルホスファチジルエタノールアミン(DMPE)の二分子層と双性イオンアルギニン(Arg)の差分相互作用を解析した。Argが輸送され,異なる細胞型に蓄積される事実はこの分子がPCとPEのような脂質の種々の混合物からなる細胞または細胞膜に浸透できること強く示唆している。両系において,DMPCとDMPEリポソームのζ電位に関する先の実験決定と一致してArgは水性相に向かって配向したカルボキシル基を有する脂質に結合した。グアニジニウム基は幾つかのアルギニンが埋込まれたことを指示する,特にDMPE二分子層内部の異なる深さで見いだされた。DMPC膜の事例で,最強の相互作用がArgのグアニジニウム基と脂質のリン酸基間に見いだされた。予期に反して,Arg双性イオンは水とまたは脂質の極性基のいずれかと水素結合の創製を通して安定化される。相互作用機構は両膜で異なるように見える。DMPE二分子層では,極性頭基の内部水素結合ネットワークを破ることによってArgが挿入され,結果として脂質分子あたりの占有面積を増す。DMPC二分子層では,膜内部に既に存在する水分子を置換することによって脂質あたりの面積に及ぼす顕著な効果なしにArgが挿入される。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞構成体一般  ,  アミノ酸 

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