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J-GLOBAL ID：201202233226775791   整理番号：12A1402312

短波長赤外バンドとディジタル標高モデルによるマングローブ林の抽出

Mapping Mangrove Forests Using a Short-Wave-InfraRed Band and a Digital Elevation Model

著者 (1件)： 田村正行 (京大 大学院工学研究科)
資料名： 日本リモートセンシング学会誌  (Journal of the Remote Sensing Society of Japan)
巻： 32  号： 4  ページ： 221-231  発行年： 2012年09月14日 
JST資料番号： X0714A  ISSN： 0289-7911  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： マングローブとは熱帯・亜熱帯の潮間帯に生息する樹木類の総称である。日本では主として琉球列島にオルヒギ,メヒルギ,ヤエヤマヒルギなど7種のマングローブが分布している。マングローブは,沿岸に土砂を堆積させ,土壌状態を豊かにすることによって,多種多様な生物に生息地を提供している。この豊かなマングローブの保全と持続可能な利用を推進するためには。その現況と変化を地期的に把握することが重要である。広範囲な地表の状態を定期的に観測することができる衛星データの利用は有効である。ここでは,マングローブ林のスペクトル反射特性,マングローブ林は非マングローブ植生に比較し,短波長赤外バンドで特徴的なスペクトル反射特性を示す,とディジタル標高モデルを用したマングローブ林の抽出法ついて検討した。

シソーラス用語： *マングローブ ,  *赤外バンド ,  *短波 ,  *波長 ,  *樹木 ,  *生息分布 ,  生物多様性 ,  スペクトル ,  *特性 ,  植生 ,  環境保全 ,  自然保護 ,  持続可能な開発 ,  画像分析 ,  *リモートセンシング ,  *画像 ,  植物保全 ,  森林保全
準シソーラス用語： *リモートセンシング画像 ,  *反射特性

分類 (3件)： リモートセンシング一般  (AD04000L) ,  写真測量,空中写真  (RC02040D) ,  森林植物学  (FF02020E)

引用文献 (36件)：

• 1) M. Spalding, M. Kainuma, and L.Collins: World Atlas of Mangroves, Earthscan, London, 2010.
• 2) I. Nagelkerken, S.J.M. Blaber, S. Bouillon, et al.: The habitat function of mangroves for terrestrial and marine fauna: A review, Aquatic Botany 89, pp.155-185, 2008.
• 3) F. Danielsen, M.K. Sorensen, M.F. Olwig, et al.: The Asian tsunami: a protective role for coastal vegetation, Science 310, pg. 643, 2005.
• 4) I. Valiela, J.L. Bowen, and J.K. York: Mangrove forests: One of the world’s threatened major tropical environments, BioScience 51 (1), pp. 807-815, 2001.
• 5) M.L. Wilkie and S. Fortuna: Status and Trends in Mangrove Area Extent Worldwide, Forest Resources Assessment Working Paper 63, Food and Agriculture Organization, 2003.

タイトルに関連する用語 (4件)： 短波 ,  赤外バンド ,  ディジタル標高モデル ,  マングローブ林