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J-GLOBAL ID:201202233235733589   整理番号:12A0717655

パパイヤ乳液中の新しいホスホリパーゼDの同定

Identification of a new phospholipase D in Carica papaya latex
著者 (10件):
資料名:
巻: 499  号:ページ: 243-249  発行年: 2012年05月15日 
JST資料番号: E0701B  ISSN: 0378-1119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ホスホリパーゼD(PLD)はシグナル伝達,小胞輸送および膜の代謝に関与している脂肪分解酵素である。PLDは,末端のホスホジエステル結合においてグリセロリン脂質の加水分解とホスファチジル基転移反応を触媒する。パパイヤ乳液中にPLD(CpPLD1)が存在することが,2%エタノール存在下でのホスファチジルコリン(PtdCho)のホスファチジル基転移反応により示された。高分子量のCpPLD1凝集物の存在により,CpPLD1を均一なレベルまで精製することはできなかったが,乳液の不溶性画分についてSDS/クロロホルム-メタノール/TCA-アセトン抽出を行った後にSDS-PAGEを行い,1本のタンパク質のバンドを分離した。この物質をトリプシンで消化し,トリプシン消化ペプチドのアミノ酸配列をミクロ-LC/ESI/MS/MSにより決定した。この配列を用いて,パパイヤの発現配列タグ(EST)から部分cDNA(723 bp)を同定した。EST配列に基づいて,パパイヤのゲノム中に,理論分子量92.05 kDaの808個のアミノ酸残基のタンパク質をコードする,2424 bpのオープンリーディングフレームを含む全長の遺伝子が同定された。配列解析から,CpPLD1は植物のホスファチジルコリンホスファチドヒドロラーゼファミリーに属するPLDとして同定された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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酵素一般  ,  植物の生化学 
タイトルに関連する用語 (4件):
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