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J-GLOBAL ID：201202233365529177   整理番号：12A0238810

韓国の魚介類消費によるブチルスズ化合物の摂取およびその潜在的健康リスク

Intake and Potential Health Risk of Butyltin Compounds from Seafood Consumption in Korea

著者 (3件)： CHOI Minkyu (National Fisheries Res. and Dev. Inst. (NFRDI), Marine Environment Res. Div., 152-1, Haean-ro, Gijang-eup ...) ,  MOON Hyo-Bang (Hanyang Univ., Dep. of Environmental Marine Sciences, Coll. of Sci. and Technol., 426-791, Ansan, KOR) ,  CHOI Hee-Gu (National Fisheries Res. and Dev. Inst. (NFRDI), Marine Environment Res. Div., 152-1, Haean-ro, Gijang-eup ...)
資料名： Archives of Environmental Contamination and Toxicology  (Archives of Environmental Contamination and Toxicology)
巻： 62  号： 2  ページ： 333-340  発行年： 2012年02月 
JST資料番号： D0099B  ISSN： 0090-4341  CODEN： AECTCV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 魚介類の消費によるBTsの摂取量およびこれによる韓国国民に対する潜在的健康リスクを調べるため,一般的に韓国で消費されている47種の魚介類のブチルスズ化合物(BTs)濃度を測定した。魚介類中のBTs(ジブチルスズおよびトリブチルスズの合計)の濃度は,検出限界以下から96.3ng/g湿潤重量にわたっていたが,これは他の国で報告されている値と同レベルである。一般国民による魚介類の消費によるBTs摂取量は,17.2ng/kg体重/日と推定された。魚類がBT全摂取量の50%を占め,次の要因が頭足類(26%)であった。男性および女性の推定摂取量は,それぞれ,18.6および15.7ng/kg体重/日であった。調査した年齢層のうちで,子供(<2歳および3-6歳)が,大人と比較してBTsの摂取量が高かった。韓国国民全体のBTsの推定摂取量は,欧州食品安全機関によって定められた許容一日摂取量250ng/kg体重/日の5-8%であった。著者らの結果から,韓国国民は人体に対して悪影響がでる閾値を超えているとは思えないことがわかった。Copyright 2011 Springer Science+Business Media, LLC Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *水産食品 ,  *消費 ,  食習慣 ,  重金属汚染 ,  濃度測定 ,  健康被害 ,  *リスク評価 ,  年齢差 ,  大韓民国 ,  *有機スズ化合物 ,  脂肪族化合物
準シソーラス用語： *魚介類

分類 (2件)： 人間に対する影響  (EE05050C) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R)

物質索引 (2件)： ジブチルすず ,  トリブチルスズ

タイトルに関連する用語 (4件)： 韓国 ,  魚介 ,  消費 ,  健康リスク