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J-GLOBAL ID:201202233371082834   整理番号:12A0363018

セルロースエステルフィルムに及ぼす湿度および溶媒蒸気相の影響

Effect of humidity and solvent vapor phase on cellulose esters films
著者 (3件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 443-457  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: W1128A  ISSN: 0969-0239  CODEN: CELLE8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,セルロースアセテート(CA),セルロースアセテートフタレート(C-A-P),セルロースアセテートブチレート(CAB)およびカルボキシメチルセルロースアセテートブチレート(CMCAB)のフィルムの構造特性に及ぼす,スピンコーティング中の相対湿度(RH)の影響を,原子間力顕微鏡(AFM),偏光解析法および接触角測定によって評価した。すべての高分子溶液はすべてのセルロースエステルに対して良溶媒であるテトラヒドロフラン(THF)で作製し,RHが35±5%,55±5%あるいは75±5%でのスピンコーティングのために使用した。構造的特徴をそれぞれのセルロースエステルの分子特性と相関させ,水とTHFの表面エネルギーおよび水とTHFの界面エネルギーとの間の平衡と相関させた。RHが55±5%でスピンコーティングして作製したCA,CAB,CMCABおよびC-A-Pフィルムを3,6,9,60および720min間THF蒸気に曝露した。THF蒸気曝露によるセルロースエステルフィルムの構造変化のモニタリングをAFMおよび偏光解析法によって行った。THF蒸気によってセルロースエステル鎖の運動は可能になり,フィルム形態にかなりの変化をもたらした。CAフィルムの場合には,熱力学的に不安定であるが,THF蒸気への6min曝露後に脱湿潤性が観察された。一方,C-A-P,CABおよびCMCABに対して観察されていた多孔性構造はTHF蒸気への3minのみの曝露後に平滑で,均質な形態に変換した。Copyright 2012 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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