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J-GLOBAL ID：201202233383325678   整理番号：12A0559133

新規なCaO-SiO₂収着剤およびセルロースから選択的H₂合成する2元Ni/Co-CaO/SiO₂錯体

Novel CaO-SiO₂ Sorbent and Bifunctional Ni/Co-CaO/SiO₂ Complex for Selective H₂ Synthesis from Cellulose

著者 (5件)： ZHAO Ming (Univ. Sydney, NSW, AUS) ,  YANG Xiaoshuang (Univ. Sydney, NSW, AUS) ,  YANG Xiaoshuang (Australian Nuclear Sci. and Technol. Organisation, NSW, AUS) ,  CHURCH Tamara L. (Univ. Sydney, NSW, AUS) ,  HARRIS Andrew T. (Univ. Sydney, NSW, AUS)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 46  号： 5  ページ： 2976-2983  発行年： 2012年03月06日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 触媒-強化および収着-強化バイオマスガス化は高純度水素(H₂)の有望な経路であるが,CO₂捕捉のCaO系収着剤は表面積および機械的特性が劣り多重使用に適用性が小さく,特別な触媒部位に対応する多孔率が不十分である。触媒を担持出来る表面積が大きいCaO-SiO₂構造を開発した。最良のCaO-SiO₂吸着剤(nCa/nSi=2:1)は50サイクルの炭酸化-脱炭酸化後でも65%のCaO変換率を維持して,市販のミクロンサイズCaOまたは注文CaOよりも優れて,Ca-O-Si相互作用と細孔構造の指示により安定であった。2元金属粒(Ni/Co合金,<20nm)はこの構造に含浸法で均一に付与できた。得られた2元錯体は触媒混合物および市販CaOとほぼ同じ速度でH₂を生成して,全収着剤/触媒の使用量は少なかった。またこの錯体はコーキング耐性が大きく安定な構造のため耐久性に優れていた。炭酸化-脱炭酸化25サイクル後に,新規触媒-収着剤錯体はセルロースからのH₂収率が触媒混合物および市販CaOによる同じ処理よりも大きかった。

シソーラス用語： ガス化 ,  生物燃料 ,  バイオマス ,  セルロース ,  *水素発生反応 ,  収着剤 ,  *遷移金属触媒 ,  二元合金 ,  ニッケル合金 ,  コバルト合金 ,  担持触媒 ,  キャリア ,  *触媒担体 ,  酸化カルシウム ,  二酸化ケイ素 ,  細孔構造 ,  耐久性 ,  収率 ,  触媒反応 ,  触媒活性 ,  接触還元 ,  触媒再生 ,  *吸収剤
準シソーラス用語： ナノ担体 ,  バイオマスガス化 ,  化学収率 ,  錯体触媒 ,  植物バイオマス ,  選択的触媒還元 ,  選択的接触還元 ,  *炭酸ガス吸収剤

分類 (2件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  その他の触媒  (CB06123Z)

タイトルに関連する用語 (8件)： CaO ,  SiO2 ,  収着剤 ,  セルロース ,  H2 ,  Ni ,  CO ,  錯体