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J-GLOBAL ID：201202233406323899   整理番号：12A0712228

タイ中部における2011年チャオプラヤ川洪水の特徴

Characteristics of the 2011 Chao Phraya River flood in Central Thailand

著者 (9件)： KOMORI Daisuke (Inst. of Industrial Sci., The Univ. of Tokyo) ,  NAKAMURA Shinichirou (“Wisdom of Water” (Suntory) Corporate Sponsored Res. Program Organization for Interdisciplinary Res. Projects, The ...) ,  KIGUCHI Masashi (Inst. of Industrial Sci., The Univ. of Tokyo) ,  NISHIJIMA Asako (Japan Weather Assoc.) ,  YAMAZAKI Dai (Inst. of Industrial Sci., The Univ. of Tokyo) ,  SUZUKI Satoshi (Inst. of Industrial Sci., The Univ. of Tokyo) ,  KAWASAKI Akiyuki (Inst. of Industrial Sci., The Univ. of Tokyo) ,  OKI Kazuo (Inst. of Industrial Sci., The Univ. of Tokyo) ,  OKI Taikan (Inst. of Industrial Sci., The Univ. of Tokyo)
資料名： Hydrological Research Letters (Web)  (Hydrological Research Letters (Web))
巻： 6  ページ： 41-46 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0049A  ISSN： 1882-3416  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2011年に,タイでこれまで記録した最大級の大洪水がチャオプラヤ川を襲った。2011年雨季の総降水量は1,439mmであり,1982ー2002年の間の平均雨季降水量の143%であった。巨大なブミボンおよびシリキットの両ダムは10月の初めまでに約100億m³貯留し,総洪水量は150億m³になると見積もられた。この洪水は,国内813人の死者,7つの工業団地と804社の浸水被害を含む莫大な損害を引き起こし,トータルの損失は1.36兆バーツ(約3.5兆円)と見積もられた。チャオプラヤ川流域は過去に多くの洪水を経験してきたおり,2011年洪水と同じ規模の洪水が将来も起こりうると思われる。従って,次の洪水に備えて,2011年チャオプラヤ川洪水の特徴を知る必要がある。本稿は,将来の大きな洪水被害を防ぐための対応策を提案する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 河川 ,  *洪水 ,  降水量 ,  雨季 ,  貯水池 ,  対策 ,  気象災害 ,  タイ王国
準シソーラス用語： ダム貯水池 ,  チャオプラヤ川 ,  総降水量

分類 (3件)： 自然災害  (RA02030M) ,  洪水対策  (RC12040I) ,  水文学一般  (DC07010R)

タイトルに関連する用語 (3件)： タイ ,  チャオプラヤ川 ,  洪水