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J-GLOBAL ID：201202233408801356   整理番号：12A1717597

Fe₂O₃ナノロッドのプラズマ支援硫化による化学量論FeS₂合成

Synthesis of Stoichiometric FeS₂ through Plasma-Assisted Sulfurization of Fe₂O₃ Nanorods

著者 (3件)： MORRISH Rachel (Colorado School of Mines, Colorado, USA) ,  SILVERSTEIN Rebecca (Colorado School of Mines, Colorado, USA) ,  WOLDEN Colin A. (Colorado School of Mines, Colorado, USA)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 134  号： 43  ページ： 17854-17857  発行年： 2012年10月31日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,Fe₂O₃+4H₂S→2FeS₂+3H₂O+H₂に従い,赤鉄鉱(Fe₂O₃)ナノロッドの黄鉄鉱(FeS₂)膜へのプラズマ支援H₂S硫化を述べた。化学浴析出法により析出させた赤鉄鉱ナノロッドを硫化するため硫化水素プラズマを用い黄鉄鉱薄膜を合成した。プラズマ内の高いS活性は,S不足混入相(Fe_1-xS)を回避し,2つの材料間の直接固相変換を可能にした。プラズマ応用は転化率や結果として材料品質を共に増強し,化学量論FeS₂が,中温400°C下,カルコゲン分圧<6×10^-5atmを利用し得られた。S:Fe原子比率が0から2.0まで増加時,見掛光バンドギャップは,可視領域の吸収係数>10⁵cm^-1を示す完全変換層と共に,2.2eV(赤鉄鉱)から約1eV(黄鉄鉱)まで減った。FeS₂膜の室温伝導率は10^-4S・cm^-1オーダで,修正太陽光照射下で約2倍になった。

シソーラス用語： *硫化 ,  *黄鉄鉱 ,  *赤鉄鉱 ,  *酸化鉄 ,  *硫化鉄 ,  *プラズマCVD ,  *硫化水素 ,  析出 ,  *ナノロッド ,  薄膜 ,  化学量論 ,  転化率 ,  品質 ,  フォトニックバンドギャップ ,  吸収係数 ,  電気伝導率 ,  太陽光 ,  光照射
準シソーラス用語： パイライト ,  *プラズマ支援化学蒸着 ,  化学浴析出 ,  可視領域 ,  光バンドギャップ ,  ヘマタイト

分類 (4件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  塩  (CD01050V) ,  薄膜成長技術・装置  (BK14020I) ,  その他の無機化合物の薄膜  (BK14060A)

タイトルに関連する用語 (6件)： Fe2O3 ,  ナノロッド ,  プラズマ ,  支援 ,  硫化 ,  化学量論