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J-GLOBAL ID：201202233463922987   整理番号：12A1459130

投入設備一体型溶融炉によるアスベストの高効率溶融無害化処理システムの開発

著者 (5件)： 内田季延 (飛島建設) ,  関眞一 (飛島建設) ,  松藤克友 (飛島建設) ,  小野寺敏昭 (飛島建設) ,  岡利博 (飛島建設)
資料名： とびしま技報  (Tobishima Technical Report)
号： 61  ページ： 69-76  発行年： 2012年10月01日 
JST資料番号： G0522C  ISSN： 1349-4791  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 投入設備一体型溶融炉によるアスベストの高効率無害化処理システムは,飛島建設(株)と(株)最上クリーンセンターの共同開発による,アスベストの新しい無害化処理システムである。環境省の平成22年度次世代循環型社会形成推進技術基盤整備事業の助成を得て実施した実証試験により,これまで小型表面溶融炉では処理が困難であったアスベスト含有保温材を,高効率に溶融無害化できることを確認した。同システムは,負圧管理された投入設備室内の破砕機でアスベスト含有保温材を前処理(破砕)したうえで,スクリューコンベアで溶融炉に連続定量供給して溶融無害化処理することを特徴とするものである。加えて比較的小型の表面溶融炉でも安定した処理量が確保でき,従来の表面溶融炉による無害化処理と比較して,消費燃料の削減とコストダウンを図ることができる。(著者抄録)

シソーラス用語： *アスベスト ,  公害対策 ,  *無害化 ,  *融解 ,  *融解炉 ,  燃料 ,  消費 ,  原価低減 ,  断熱材料
準シソーラス用語： アスベスト対策 ,  アスベスト保温材 ,  消費燃料 ,  *溶融 ,  溶融無害化

分類 (2件)： 産業廃棄物処理  (SC05040Z) ,  その他の石材  (YC05070M)

引用文献 (9件)：

• 1)衆議院調査局環境調査室:平成19年度石綿関係法施行状況調査報告書,2008.
• 2)環廃産発第110204001号:廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部を改正する法律等の施行について(通知),p10,2011.
• 3)環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部:石綿含・有廃棄物等処理マニュアル,pp.4-10,2007.
• 4)山下勝,今西信之:アスベスト含有建材削減に関する技術開発-戦略ロードマップによる技術戦略-,(財)建材試験センター建材試験清報 5‘07,pp.13-18,2007.
• 5)廃石綿等の埋立処分基準に関する検討委員会:平成22年度廃石綿等の埋立処分基準に関する検討業務報告書,pp.3-11,2010.

タイトルに関連する用語 (9件)： 投入 ,  設備 ,  体型 ,  溶融炉 ,  アスベスト ,  高効率 ,  溶融 ,  無害化処理 ,  開発