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J-GLOBAL ID：201202233540564967   整理番号：12A0067812

粘膜付着性ポリマとしてのキトサン-ホモシステインチオラクトンの合成および特性化

Synthesis and characterization of chitosan-homocysteine thiolactone as a mucoadhesive polymer

著者 (4件)： JUNTAPRAM Kotchakorn (Program of Petrochemistry and Polymer Sci., Fac. of Sci., Chulalongkorn Univ., Pathumwan, Bangkok 10330, THA) ,  PRAPHAIRAKSIT Nalena (Dep. of Biology, Fac. of Sci., Srinakarinwirot Univ., Bangkok 10110, THA) ,  SIRALEARTMUKUL Krisana (Metallurgy and Materials Sci. Res. Inst., Chulalongkorn Univ., 254 Phayathai Road, Bangkok 10330, THA) ,  MUANGSIN Nongnuj (Center for Petroleum, Petrochemicals and Advanced Materials, Dep. of Chemistry, Fac. of Sci., Chulalongkorn Univ. ...)
資料名： Carbohydrate Polymers  (Carbohydrate Polymers)
巻： 87  号： 4  ページ： 2399-2408  発行年： 2012年03月01日 
JST資料番号： E0961A  ISSN： 0144-8617  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ホモシステインチオラクトン(HT)とキトサンおよびN,N,N-トリメチル-キトサンとの種々のキトサン:HT比での共有結合性結合により二つの粘膜付着性チオール化ポリマを合成したキトサン上に固定されたチオールおよびジスルフィド基の量は重合体の粘膜付着性にそれぞれ正および負に影響し,最適のキトサン:HT(w/w)比は1:0.1であることが分かった。ムチンとキトサンおよびその三個の誘導体との間の相互作用は,チオール化キトサン誘導体で最大であるがpH依存性がある。それぞれ64.15および32.48μmol/gのチオール基を有するHT-キトサンおよびTM-HT-キトサンは,pH1.2で非修飾キトサンに比べて3.67および6.33倍強い粘膜付着性を示したが,この相違はpH6.4ではほんの~1.7倍にすぎない。TM-HT-キトサンおよびHT-キトサンの膨潤性はキトサンおよびTM-キトサンのそれより高く,pH1.2でそれぞれ最大240%および140%の膨潤率に達した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *粘着剤 ,  *キトサン ,  チオール ,  *膨潤 ,  ジスルフィド結合 ,  化学修飾

分類 (2件)： 多糖類  (CF10054P) ,  高分子と低分子との反応  (CG03020L)

物質索引 (1件)： ホモシステインチオラクトン

タイトルに関連する用語 (5件)： 粘膜付着 ,  ポリマ ,  キトサン ,  ホモシステインチオラクトン ,  特性化